店長のつぶやき 宝石編 その20 地金で処分・・・それでいいの?
昨今のプラチナ、金等の地金高により、貴金属の買取りを強化する店や、あらたに事業として開始する店が増えました。
重さ幾ら・・・まさに数字が読めれば誰にでもできるマニュアル査定。
地金買取り広告の露出は、眠っていた貴金属という貴重な資源がリサイクルされることに繋がりいいのかなという気がしますが、その影で、今猛烈な勢いで古いデザインの宝石たちがスクラップされている事も覚えておいた方がいいと思います。
概ね貴金属を重さ幾らで買取るお店は、せいぜいダイヤの値段をつけるくらいで、その他の色石や、トータルのデザインを含めて値段をつけるような事はまず行っていないと思われます。
一度製品として生まれた品物が、次のユーザーへ引き渡される事なく、その役割を終えて一括してグラム幾らスクラップされてしまうのはいささか寂しい気がします。
当店では、ダイヤはもちろんですが、30年以上前に作られたある特定の種類のサファイア、ルビーのリング、K14,K18を使用した繊細なデザインの宝飾品など地金査定とは別の査定も致します。もちろんやむなく重さ幾らの査定になることも多々ありますが・・・
手造りの品で、どこの宝石屋さんを探しても見つからないような味わいのある品はこの世にいっぱいあります。ただ、それがもう一度日の目を見ることなくどんどんスクラップされていくのが残念で仕方ありません。
私自身も中古宝石の市場で一生懸命そういう品を探して、もう一度その宝石が人から愛される品として復活できるよう再販に努めております。古い宝石、宝飾品、ジュエリーをお持ちの方は、地金で処分する前に一度ご相談いただければと思います。
もっとも、再販可能なお品はなかなか少ないので当店でも地金の価格をご提示する事になるかもしれませんが、見積もりは無料です。
重さ幾らという仕事をたくさんこなすより、一点一点その品物の個性を考慮しながら査定するという仕事をしたいと思っております。
■ブランド品だけが質屋の取り扱い品目ではございません。
■マニュアル化できない特殊な品々も丁寧に査定。
■有名な店だからといって何でも査定が高いわけではありません。
■うちのような小さな店であっても、大手さんに負けない分野もありますよ。
■当店は、一般的な質屋の取扱品目の他にも各種商品取扱いたします。
■陶磁器、ペルシャ絨毯、美術品、絵画、骨董品、医学書、ビックリマンシール等など。「特殊」な品目にも強い質屋です。
■『物をお金に←→お金を物に』『消費』とは違う、財布に優しいリサイクルライフ
■皆様の大切なお品物、誠心誠意、高価査定につとめます。
■路地裏から情報発信
092-651-2197
福岡市東区箱崎の質屋 肥前屋質店
宅配買取対応。
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