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2008.01.04

福岡の質屋肥前屋質店が貴方のお役に立てる365のこと その24 中古陶磁器の売買について

 正月の休み中に、伊万里、有田へ行ってきました。
今回は、なかなか行きそびれていて行けなかった、泉山と、陶山神社へ参りました。
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 泉山は、有田焼、日本の磁器のシンボル的な山で、一度見てみたかった場所です。
 泉山は、山と言う名前とはうらはらに、地面がえぐりとられたような場所になっています。これは、江戸時代に日本で始めて白磁の材料である、磁石が朝鮮の陶工である、李参平によって発見された場所です。発見以降どんどん採掘され、現在では良質の磁石は撮れにくくなっているそうです。(現在の有田焼のほとんどが、有田の泉山の磁石ではなく、天草の天草陶石を使用しています。)
 うまく説明は出来ませんが、私にとってこの泉山は、地球の資源は限りがあるということを強く訴えかけている場所で、ここは一度は訪れなければならないと強く思っていた場所でした。
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 陶山神社も、当店で有田焼を取り扱う量が増えるにつれ、一度お参りしなければと思っていた神社で、やっとお参りが出来て良かったです。
 宮司さんによりますと、「有田焼の魂がこの神社に存在する」ということなのですが、連れてきた子供達がちょろちょろ動いて、有田焼の魂と対話するような状況ではありませんでした。
 泉山も、陶山神社も有田の中心街からのアクセスは悪くないので、折を見てお参りしようと思いました。
 宝石と同じように、陶磁器も使い捨てするような品物ではないと思います。限られた資源ですから、人が使ったものは気持ち悪いなんていわずに、大事に使い続けるべきであると思っています。今後よりいっそう、良質な陶磁器についてはリサイクルで、新しいユーザーの元へお届けできるようなサポートが出来ればいいなという思いを強く致しました。

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つぶやき 陶磁器編」カテゴリの記事

コメント

うわっ。神社もIT化が進んでいる...しかも2000年から...

コメントありがとうございます。
意外と、WEB上での露出が少ない有田焼の各窯元があります。

マイセン というドイツの磁器メーカー1社でヤフー79万件
に対して、
有田焼 ではヤフーで116万件・・・
もっとWEB上でのアピールがあってもいいのでは?と思っています。
そんな事より、自分のことですね。

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