とある会社の工房見学
先日、焼物製作会社の工房を見せていただく機会がございました。メモする時間もなく記憶のみで書いてますので、多少事実と違う部分があるかもしれませんので、認識が間違っている場合はご指摘いただけるとありがたいです。
絵具(おそらく材料の粉だと思います)と、水と、この玉を入れて、液体状の絵具を作る機械だそうです。二つの白い瓶が回転しています。この機械で作ると、絵具の粒子が丸くなるそうです。(筆の走りが良くなるということでしょうか??)
こちらも、絵具(おそらく材料の粉だと思います)と、水を入れてかき混ぜて、液体状の絵具を作ります。こちらは、絵具の粒子が星型になるそうです。赤絵や濃み用の絵具になるとおっしゃっていた気がします。(赤絵の花びらの輪郭線など、きっちり色を付けたいようなものでしょうか?絵具ののりがいいということでしょうか?)
ニカワ あれだけの料を生産している工場から想像すると、え?これだけの量?なんか家庭的。とも思える大きさでした。
でも、ちょっと入れるだけでいいそうです。
各瓶を指して、うさぎとか、鹿とかおっしゃっていたような気がします。
これを絵具に微量入れることで、絵具が素地につきやすくなるそうです。(接着剤の役目でしょうか?)
この筆は、どういうときに使うのか等というお話を伺いたかったのですが、そういう時間もありませんでした。せっかくなので写真を撮らせていただきました。
色のテスト。どういう配合で等を記録して出来上がりの色をチェックするそうです。見えない部分にこういう努力や、積み重ねがあるんですね。絵具の原材料は金属が多いそうで、種類は少ないそうですが、その調合度合いにより、500種類くらいの色を出せるそうです。500種類ってすごいですよね。
勝手な想像ですが、朱色がかった赤、赤みのある朱色 位の分類では500色はできないですよね。その色彩感覚に脱帽です。
たまたま幸運にも、工房を見せていただいたので本当に嬉しかったです。陶磁器でも宝石でも知れば知るほどその魅力にはまりますね。もっと知りたいという気持ちが高まってきます。
お忙しい中、いろいろとご説明いただきありがとうございました。
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