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2008.11.14

さすが佐賀新聞 泉山陶石 100%

佐賀新聞でも調べてみたら・・・。

さすがですね。こちらの方がより詳しかったです。

http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=1100261&newsMode=article

 西松浦郡有田町の柿右衛門窯が、江戸期の有田焼の原料だった泉山陶石を100%使用した作品を5年がかりで復活させた。白磁面には昔ながらの「気品に満ちた青み」の風合いがよみがえっている。出来上がった花瓶や皿など約50点は15日から30日まで同窯展示場で公開する。

 泉山陶石は粘り気がなく、成形や焼成に難点があり、明治中期には熊本・天草陶土が有田焼原料の主流となった。ただ泉山陶石だけで制作した江戸期の「古伊万里」は、その柔らかい独特の質感から、現在も焼き物ファンに愛されており、14代酒井田柿右衛門さん(74)が、長男の浩さん(40)に復元プロジェクトを指示。有田町の陶土メーカー「田島商店」の協力を得て試作してきた。

 泉山陶石は12代、13代柿右衛門さんが再現した乳白色の素地「濁手」にも混ぜていたが、100%ではなかった。受け継いだ14代も、これまで泉山陶石だけを使った作品はなく、培った技術や経験は生かせず、試行錯誤の連続だったという。

 粘り気を出すために泉山陶石をかめに1年間寝かせたり、成形時に使う水分を抑えるなど工夫。釉薬(ゆうやく)も泉山陶石にこだわり、まき窯焼成でテストを繰り返した。数十年のキャリアを持つ職人が努力を重ね、焼成時の成功率を3割まで上げた。

 陶石に含まれる鉄分はあえて抜かないことから青みがかかった風合いとなり、14代柿右衛門さんは「色、肌とも良くなったが奇麗すぎる。さらに研究を進めたい」という。

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試行錯誤の積み重ねもさることながら、

現時点での焼成時での成功率は30%という点が驚きです。

難しい成形をこなし、丁寧に絵付けして、焼いたら7割が失敗ということですからね。

私なら、精神的に持たないでしょう。職人さんの仕事の厳しさを垣間見た気がします。

文面最後の、 14代柿右衛門さんの言葉。「色、肌とも良くなったが奇麗すぎる。さらに研究を進めたい」

も、すごいですよね。

すばらしい品物ができました!と威張るのではなく、高い美意識で作品を作っていることがよくわかります。

商人ではなく、職人なんですよね。見習うべき点は多いと思いました。

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