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2009.03.31

宝石ブレイク

時間に追われる毎日なので、ちょっとコーヒーブレイクならぬ、宝石ブレイク
屋外で、5分ほど宝石を眺めてみました。(もっと見たかったんですけどね)
当店は宝石を店頭に展示していませんので、保管庫で眠っている指輪たちを屋外に出すと、
蛍光灯の下とは全く違った表情を見せてくれます。

うわ、このブラックオパール自然光だとものすごく綺麗だ!(ブログではまだ紹介しておりません)

げ!こののダイヤ実はカットメチャメチャ良いんだ。部屋の中とは反射の仕方が違うっ!やっぱりそうだよな。なんだかいいものを感じるんだよな。説明文書く前はいろんな照明環境の所で確認してから書くようにしよう。まぁでも、自分の目は間違っていなかったってことだ。今後説明文書く前はもっと気をつけよう。etc・・・

夕方で直射日光は当たらない状態でも、ほとんどの宝石は、蛍光灯で見るよりも美しく輝いていました。昨年末からずっと慌しい毎日だったので当たり前の事を忘れていましたが、
全ての指輪や、宝石達は「見てもらうために作られた」ということ。

宝石屋さんの強烈な照明の下や、ネット販売で写真を撮ったその1枚がその宝石の魅力を伝えているものではなく、様々な光環境の中で見てこそその美しさが理解できるのだと思いました。

いつでも、どこでも眺める事ができる。それは、入手した方の特権でもありますね。

宝石は楽しいですし、見ていると元気になります。当店にはまだまだ魅力的な宝飾品が沢山あります。直し込んでおくのはかわいそうなので、次のユーザーさんへ早くお渡しし、見てもらうための努力をしなくちゃいけないなと思いました。

2009.03.30

独マイセン青少年使節団、陶都有田見学

独マイセン青少年使節団、陶都有田見学

マイセンと、柿右衛門は大変仲が良く、

作品を共同制作(確か、マイセンが成形、柿右衛門が絵付け?いや、その逆だったかな?)も行ったりしています。

有田の柿右衛門のギャラリーのその品はあったと記憶しています。

マイセンは西洋磁器の最高峰でその名前も轟いていますが、そのマイセンに大きな影響を今も与えている窯としての柿右衛門の存在感も素晴らしいですよね。

マイセンは、地元で取れるカオリン(磁器の材料)が有限であることに対して、クオリティに対してカオリンの使用量の比率を変えるなど、使用に際しかなりの管理、制限をしているそうです。

もしかしたら、柿右衛門が最近泉山100%の作品を作っていることは、このヨーロッパ、ドイツのマイセンの素材に対する取り組みの影響を受けているのだろうかと、勝手に想像しています。聞く機会があれば聞いてみたいですが・・・

鍋島というものはあるものの、民間にも開放し、磁石を無計画に採掘していった日本の有田に対して、国もしくは1社が独占し、資源をコントロールしようとするヨーロッパのマイセン。根本になる思想、意識の違いが見え隠れします。仏教とキリスト教の宗教による違いや、もっとその奥の民族としての世界観の違いも出ているのではないかと思っています。

2009.03.28

販売済:透明感のある上質エメラルド0.94ct ダイヤ取巻 PT枠リング【管:S_SNUUN_F

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きっちり色がありながらも明るい緑。エメラルドにしては比較的インクルージョンも少なく透明感があります。
取巻きのダイヤは透明感のあるSIクラス。写真では白濁しているように見えますが、実際は綺麗ですよ。
造りも比較的良好な感じです。

比較的低予算で良質のエメラルドのリングをお探しの方にお勧めです。

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販売済:パパラチアサファイア0.692ct ダイヤ取り巻き PT枠リング【管:S_SNUUN_R

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オレンジ味の強いピンク。この手の色はベリリウムによる拡散処理が多いと思っていましたが、こちらの石は通常の加熱のみとの事でした。
取巻きと、腕のパヴェセッティングされたダイヤもSIクラスUPで透明感があり、キラキラ輝いて美しいです。

オレンジの強いパパラチアサファイア&パヴェダイヤがお好きな方へお勧めです。

中央宝石研究所の鑑別書付き

ジュエリー販売サイトはこちら http://www.hizenya.info

販売済:ピンクダイヤ0.07ct K18WG ペンダントネックレス【管:K_SNUUM_SU

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メインの石はインクルージョン的にはSI~Iですが、中心から外れた所にインクルージョンがありますので透明感は感じられます。
パープリッシュなピンク色。遠目でもその色はきっちりわかります。
メインの石のみイエローゴールド?もしかしたらピンクゴールド?で石を留めております。

ワキのメレダイヤもSIクラスの透明感があるものを使用しております。

チェーンは極細のK18WG 40cm
全国宝石学協会の鑑別書付

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桜2009@近所

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今使っているケータイのデジカメはオートフォーカスや、逆光でも補正してくれたり、画像も綺麗なのでとても満足です。(前の分はひどかった・・・) 

30数年生きてきて今までそこまで具体的には考えたことがなかったですが、どのような桜がすきかと聞かれたら、私的には、このように花の密集度の高いものが好きかなと・・・。もっと深く分析すると、色、天気、時間帯、光の当たり具合等もっと具体的に見えてくるものだと思う。

ぼんやりした感覚を文章にすることである程度形のあるものが見えてきます。私はそういう、感覚的であいまいな部分を明確にそして深く認識できるようにならなければいけないなと。。。 それも、私にとってのステップです。そんなノウハウなんて誰も教えてくれませんので、コツコツ感覚を磨いていくしかないですね。

モノの特徴を文章で第三者にわかるように説明するためには、書き手の精神的な要素が非常に重要だなと思うようになりました。売りたい売りたいという気持ちはあまり良くなく、フラットな視線でモノを評価できるようになりたいなと・・・。ちょっと飛躍しますが、なんだか、座禅でもしたい気分なんですよね。(小学校5,6年の2年間はお寺のソフトボールチームに所属して毎週座禅してました。座禅中にお坊さんがうろうろして、棒でパシーンってやるやつもやってました(笑)。多忙な毎日で、実現可能かは置いておいて、座禅できるところ探しています。まずは、自分でやってみるか。

余談ですが、先日見たファンシーピンクのダイヤ(ペアシェープ)のルースが、この桜を連想させるものでした。結構高かったので入手はしなかったのですが、今でも印象に残っているという事は、それだけきれいだったということかもしれません。

欲しいものは何でも手に入れるというわけにはいきませんので、欲しいけれどあきらめるという事も多々あります。もしかすると、今の段階ではその石を手にするレベルには達していなかったのかもしれない。その石を扱うレベルに達した時に自然とその石を入手する機会がやってくるのではないかと思ってます。

様々な波に翻弄されながらどこへ進んでいけばいいのかわからなくなるときもありますが、目標を見失わず一歩一歩進んでいこうと思います。

現実逃避のブログに逃げずにさあ仕事!

2009.03.27

奇跡のリンゴ

読む前から何かを期待させてくれる本。仕事や人生の何かのヒントになればいいなと期待しています。

奇跡のリンゴ

↑アマゾンへのリンクではないのは、極力街の書店を利用して欲しいなと思いまして。。。

アマゾンは非常に便利ですし、大変ありがたい面もありますが、便利さと引き換えに、町の書店を失う事もなんだか心配ですので。。。皆さん極力町の本屋さんで本を購入しましょう!

追記:4/7

奇跡のリンゴを読んでの感想。

無農薬の栽培の難しさ。
歩留まり、味、効率を優先するために農薬は必須。農薬があることが前提とした品種改良が行われている。
農薬を前提として品種改良されたリンゴの木で無農薬栽培を試みた木村秋則さんの無謀さ。
無謀な実験を通してたどり着いた、生物にとっての生態系の大切さへの開眼。老人にも見えるこのお顔で50代という事がどんな言葉の表現よりもその大変さを物語っている。ネットで調べてみるといろいろなご意見があるようだが、偉人である事には間違いないと思う。

リンゴを収穫するために、自然に任せるのではなく、自然や生態系を利用し「調和」させることが木村さんの仕事になっている。

参考になった点
書籍や、インターネットの情報は「過去」の情報に過ぎない。
木村さんは、農薬なしでリンゴに実を実らせる事を目的とした結果深い知識を持つに至っている。
木村さんの素晴らしいところは、目的が高付加価値の商品を作り出すことではなく、無農薬無肥料の農作物を安価で多くの人に提供したいという夢があり、無報酬で講演活動を行っているという点。

見つけてしまった。

見つけてしまった。

欲しいなぁと思い続けていると、アンテナが働くので、時間をかけるほど見つかる可能性は高くなっていくのですが・・・。

一度入手を試みて届かなかったので、入手できるか不安ですが・・・

今回は不景気ということで全体的な相場の下落が後押ししてくれるかな?

2009.03.25

ルイガンズ

先日、ルイガンズへ宿泊してきました。元、海の中道ホテルです。
今、このホテルを手がけているのがプラン ドゥ シー(確か京都の会社?)という会社。
博多でいうと、WITH THE STYLE というホテルも手がけております。
このルイガンズ、14日以上前の予約での「早割」という、時期がよければ素泊まりで6,000円以下というプランがあります(確かネット限定)。都市部のホテルと違い、部屋はかなり広いし、建物の中も外も環境はいいし、なかなかコストパフォーマンスは高いと思います。
自営業は休みがなかなかとりにくいのですが、旅行というと移動時間のロス(行程を楽しむのも旅行ですが)が意外と多かったりしますが、福岡にいながらにしてちょっとした非日常性と上質な空間を楽しめますので、この素泊まりの格安プランはいいプランだなと思いました。リフレッシュ!。いい気分転換ができました。また行こう。

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PhotoPhoto_3南国風の景色ですが結構寒かったです。

その他の写真はこちらにもあります→http://hizenya78.way-nifty.com/blog/2008/07/post_01eb.html

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青木清高さんに内閣総理大臣賞 現代工芸美術展

青木清高さんに内閣総理大臣賞 現代工芸美術展

故青木龍山さんの息子さんである青木清高さんは、

父が「天目」なら、私は「青磁」ということで、青磁に取り組まれていたと記憶しております。

このように、陶芸作家である「個人」としての、アイデンティティーをもって作陶されるかた、伝統的な様式を継承しながら窯としてのアイデンティティーをもって作陶されるかた。作られる方には様々な背景があるんですね。

現代のものでなく、古いものでも作者個人の事はわからなくても、当時の時代背景や生活習慣など様々な事を知る事で、再度作品を見てみるとまた違った見方もできるかもしれませんね。この勉強には終わりがなさそうです。

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2009.03.24

販売済:繊細パヴェセッティングダイヤモンド1.31ctx2 ピアス 【管:K_SNUUM_F

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大量の小粒のダイヤモンドがセットされたピアスです。
ダイヤは、透明感のあるSIクラス
大量のダイヤを留めるという気の遠くなるような作業だったと思います。

細かなダイヤの集積は、ギラギラという派手さはありませんが、小さな光がキラキラ輝くという繊細で上品なきらめきを見せてくれます。
美しい曲線のデザインですので、どの部分から見ても常にどこかのダイヤが輝いております。

PT枠ではなく、K18WGの枠の理由は、地金代を安くするためではなく、強度的にK18WGの方が硬いためだと思います。それでも、これだけ繊細で、これだけの量のダイヤが留められておりますので、取扱いには注意が必要です。本体に極力力を加えないようにしないと枠がゆるみ、石が落ちてしまうからです。

「通常のジュエリー以上に繊細に扱う必要があります。」その注意点をご理解いただける方へお勧めいたします。

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販売済:I1ですが、透明感のあるダイヤ1.423ct PTリング 【菅:S_SNUUN_S

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写真では、結構クオリティー低く見えますが・・・。反射での映り込みが・・・。

真ん中にチョンと小さめの、脇に少し大きめのインクルージョンがございます。
脇のダイヤは、VS寄りのSIクラスですから、思ったよりもいいもの使っております。

実物を見ていただかないとお伝えするのは難しいですが、
すっきりとした色、透明感、ダイヤの輝きは上を見るとキリがないですが、
この価格帯では充分なクオリティといえると思います。
1.423ctという大きさはかなりのボリュームがありますし、
G-I1-GOOD という記号以上に美しさを感じていただけると思います。

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2009.03.23

キングジム ポメラ 購入

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キングジムのポメラなるモノを購入してみました。色はポップなトワイライトオレンジ。
メタリックグリーンとか、パールピンクなんてものがあればそういうものがすきなのですが・・・

http://www.kingjim.co.jp/pomera/
液晶テレビや、液晶モニターはもったいなくて買い替えに踏み切れない私ですが、

モバイルで即起動
テキスト入力のみのシンプル設計
広いキーボード
かつてのワープロ的な画面で、目への負担が少なそう

という点が魅力で、購入に踏み切りました。
商品紹介や、ブログの更新&文字数が増える予定です。
電車の中とか、夜寝る前とか、子供を公園に連れて行って、自分はベンチでカタカタ入力という映像が頭の中で流れていますが、
果たしてうまくいくのでしょうか・・・

取説読む時間もないのですが、店頭でちょっと操作してみたところ操作は簡単そうですので、頑張ってみます。持ち運びを謳っている割に結構重いなぁという実感はありますが・・・。しっかり作られているという前向きな発想で・・・。UPは、端末機能はありませんから店のパソコンに接続してからになります。

当ブログの記事が増えなかったら、この機械をうまく使いこなせなかったと察してください。

もしくは、叱咤激励していただくと頑張れるかも・・・

追記:

辞書登録が面倒だ。特に陶磁器などの用語で、釉薬の「釉」、青瓷の「瓷」、象嵌の「嵌」の字を「ゆう」「じ」「がん」と入力しても出てこないのでお手上げ。辞書登録については、PCとリンクしたりしてもらえると非常にありがたいのですが・・・

PCリンクができるって事は、PCのデータを取り入れることができるのかも。PCで、辞書登録している文句をポメラに取り込めば解決するのかな?mixiなどにコミュニティでもあるのかもしれないけど。。。慣れるまでが面倒だ。

電源を入れると必ず、編集ページが出るのが便利だ。これはシンプル設計ならではの利点だと思う。

販売済:美品 カレライカレラ 写実的なパンサーのペンダント&ブローチ 【菅:S_SNUUN_I

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ループタイの形状の、ペンダント付ネックレスです。
取り外してブローチにもなります。
中古ですので、若干テカリは出ておりますが、
サンドブラストによる独特なつや消しの質感は概ね健在です。
大変リアルなパンサーの表情(目はダイヤです)
ホワイトゴールドの首輪にもダイヤが配されております。
表情と、筋肉等、大変写実的です。

ネックレスの長さ:64cmまでの間で調節可能
パンサーのサイズ:頭部から尾まで 約42.3mm

カレライカレラのマットな質感は、サンドブラスト(砂粒子の空気圧ジェット)をおこなった後に、24金のメッキをかけるという工程を経て表現されるのだそうです。
遠目に見ただけでどこのブランドかわかる宝飾ブランドはそう多くありません。

カレライカレラはスペイン王室御用達のジュエリーブランドです。
2009年3月時点での定価¥880,000 のお品です。

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サムライジャパン

離れたところにあるテレビ中継が気になって・・・
うーん。仕事にならない。

でも、サムライジャパン、サムライジャパンっていう連呼も気になります。
カタカナ読みは、語感が希薄になる気がします。
日本代表、とか、日本選抜
と言ったほうが、いいのでは?
ということも、気になって仕方がないです。

どちらも、全力を尽くした戦いは素晴らしいですね。

よし、仕事だテレビを消そう。

2009.03.22

販売済:結城モイラ/ロイヤルブルームーンストーン&ダイヤの原石 K18WG リング 【菅:K_SNUUM_U

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メインのムーンストーンも綺麗なのですが、私が一番惹かれたのは、ダイヤの原石を使っているという点です。

8面体のダイヤの原石をそのまま使っている斬新な発想は、
新世代のジュエリーとでも言えそうですね。
そのダイヤをルーペで見てみると、トライゴンといわれる三角形のインクルージョンが確認できます。
表面に浮かぶその幾何学的な模様は、何らかのメッセージを発しているようにも見えますね。

「君はダイヤの原石だ。磨けば輝く」と昔のドラマなどで耳にしますが、そんな事はなく、
綺麗なダイヤは、原石の状態から綺麗だという事がよくわかります。

ミル打ちも効果的に打たれており、地金のギラギラ感の少ない柔らかな雰囲気が出ております。

メイン石 ムーンストーン 約7.7mmx5.6mmx4.7mm
ダイヤ 0.06ct
アメジスト

枠素材 K18WG
サイズ 10号
星の中にmという刻印を確認できます。

追記:

こちらのジュエリーは、結城モイラさんという方のプロデュースの製品のようです
石垣順子さんという方がデザイナーなのかもしれません。

参考HP→http://www.moira-net.com/shopping_QVC50.html

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販売済:カボション エメラルド0.53 上質ダイヤ K18 リング【菅:K_SNUUM_N

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インクルージョンはあるものの、良質な色と透明感が感じられるカボションのエメラルドを横長に配しふくりん留め
周囲にはVSクラスのかなり上質なメレダイヤが大変美しく輝いております。
ダイヤの上質さを裏付けるように、裏から覗くとダイヤを留めている穴は裏取りされております(リングの裏抜きではありませんよ)。
通常はドリルで穴を開けるのですが、より光が入るように、糸鋸で穴を大きくするのです。(大変手間のかかる作業なんです。)
取巻き再度のパヴェダイヤも効果的で、地金の見える部分は少なくキラキラ感が高いです。

リングの指あたりも滑らかで大変付け心地がいいです。
ハンドメイドによるよい造りのリングを探されている方へお勧めできるお品です。

エメラルド 0.53ct
メレダイヤ 合計0.50ct
サイズ 13号

2009.03.21

有田焼【奥川俊右衛門 作】白磁 菓子器 木箱付

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奥川忠右衛門のお弟子さんで、白磁で有名な奥川俊右衛門さんの作品。
絵画的に彫られた若竹の生き生きとした生命感と、夏早朝を連想させる薄い水色というさわやかな色の青白磁です。
確かな轆轤と彫りの技術を感じさせる作品です。

■状態・特徴
付属品:木箱・しおり

しおりには、陶暦は【平成6年】までの記載があります。

サイズ:直径 約18cm・高さ 約4.5cm

木箱の裏に割れがあります。目立つようなキズや汚れ、ヒビや欠けはありません。
未使用か飾られていた程度のとてもきれいな状態です。

奥川俊右衛門先生の作品 買取いたします。

技能グランプリ

http://www.javada.or.jp/jigyou/gino/ginogpx/ginogpx.html

先日の丸川先生のセミナーでこの大会の事を知りました。

1級を取得するのも結構大変なのに、1級の技能士が集まりその中で1位を選ぶという過酷な競争。

緊張感とプレッシャーは大変なもののようです。

こんな内容で競技するようです。
http://www.javada.or.jp/jigyou/gino/ginogpx/gpx_25/pdf/25_21.pdf

貴金属装身具以外にも様々なジャンルがありhttp://www.javada.or.jp/jigyou/gino/ginogpx/pdf/25_sanka_itiran.pdf

わかりやすいところでは、昔ながらの職人の世界
建築大工、家具、石工、日本料理、畳製作、かわらぶき等

現代を感じさせるところでは
紳士服製作、婦人服製作、フラワー装飾、写真

そういえば、職人という意味では
プラスチック系床仕上げ、カーペット系床仕上げ、壁装、ペイント仕上げ広告美術、粘着シート仕上げ広告美術、旋盤、フライス盤

等がある。
どれも自分の仕事に情熱とプライドを持った方々が集まっているのだと思う。
いつか見学に行き、プロ中のプロの方々の仕事を拝見してみたいと思う。

ちなみに、貴金属装身具での参加者は大都市に偏りが見られ、九州からの参加者は鹿児島からの1名のようです。ちょっと寂しいですが、同じ九州人として鹿児島の方に頑張って欲しいですね。貴金属でも「造り」の部分がもっと評価されれば、福岡からなどの参加者も増えるのだろうと思った。

http://www.javada.or.jp/jigyou/gino/ginogpx/gpx_25/pdf/25_sen_21.pdf

ここに載っている方々は、日本一を目指そうという意思表示と行動が伴った方々ですので、仕事に対してはとても熱心な方々だろうと思います。お近くであれば、ジュエリーのオーダーはこういった方々にお願いするということも一つの方法かもしれないと思いました。

\990 のジーンズ

Untitled \990 のジーンズを売る会社をユニクロが立ち上げたようです。
http://www.gu-japan.com/

九州にはまだ一店舗も無いようですが・・・

http://www.gu-japan.com/pdf/gu_1.pdf
躍動感あふれるチラシ!

ユニクロのことですから、きっとそれなりのクオリティはあるのでしょうね。
安売り店と思っていたユニクロのさらに下を行くブランドをユニクロ自身が作った。
今後、ユニクロのお世話になる人口数は大変な数になると思う。
ユニクロの柳井社長は、現状に満足せず、常に戦う姿勢が凄い。
構想力という面でも凡人には計り知れないものがあるのだと思う。

衣類の業界のことは詳しくないが、○○を潰しにきたのかなとも思える。
経営とは戦いなんですね。

経営者として、自分が洋服屋だったら・・・
なんて事を考えますが、こういう巨人のような大企業相手に、中小零細企業はまともにぶつかってはひとたまりもない。
ユニクロのせいでなんてぼやく前に、
価格ではなく、零細企業は個性を磨くことで同じ土俵にいながら、戦わずにすむ方法を探すしかないのかなとも思う。

価格の競争であれば、勝者は一人。つまり、一番安く売る店ですが、
個性の競争であれば、勝者は一人ではない。
様々な個性が認められる多様性のある社会であるためには、大企業が仕掛ける価格競争に飲み込まれずに、中小零細企業がそれぞれ個性を磨くという頑張りは必要ではないかと思う。
つまり、値段というわかりやすい競争や、すぐに揺らいでしまうような根の浅い、人の「真似」ではなく、それぞれの得意分野を深く掘り下げるという事が求められる時代に入っているのではないかと思う。

それにしても、チラシの躍動感ぶりは凄い。時代は大きく動いているということを象徴しているようだ。

2009.03.18

買取実例 千本ノック 其乃壱佰肆拾漆 ちょっと古めのお皿たち

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  骨董屋さんは、古いものは高いですが、近代現代のものは思いのほかお手ごろ価格で品物が店頭に並んでいたりします。
当店は、質屋ですので古いものにこだわる必要はなく、むしろ近代、現代のものでも良質で安価であればそちらの方がありがたかったりします。

で、今回こんなに沢山買ってしまいました・・・
大正~昭和(戦前)のものがほとんどだと思います。
色絵の徳利は最近のものだと思います。

右側の飯碗は有田の泉山の磁石を使っていると思います。
グレイッシュな磁肌と、黒点が散見されるので、磁器の価値としては高い評価は得られませんが、
明らかに泉山のものと思われる磁肌と、濁った深い藍色の染付の色等職人の息づかいが聞こえてくるような気がします。
既に価値が認められているものを、相場で買取る事もいいですが、
過去の人が決めた価値観をそのまま受け入れるのではなく、現代に生きる自分の感性で品物の価値を判断し、その感性が受け入れられるか世に問いてみたい。という気持ちがホンのちょっぴりありますので、こういった品物を見つけるとつい買ってしまいます。

天草の磁石のものに対して、有田泉山の磁石のグレイ味がかったものは男らしさが感じられるんですよね。九谷の磁石ともまた違う、うまくいえないんですがキリッとしているというか、内に秘めた力があるというか、見ていると元気が出てくるんです。

「鹿」という銘はありますが、窯元は不明です。

その隣の、松竹梅がらの蓋付碗は、高台がちょっと高めで、下部が分厚くどっしりしています。
飯碗ではなく汁物に使うのかな?
○の中に「小」という銘があります。
大正から昭和のものだと思います。
有田町南川原にあった「小西」という窯の物かな?当時の代表者は小西忠吾さん?

その隣、金彩と淡いブルーの染付が美しい飯碗
蓋には「肥」という字を略したような文字
底には「丸寿」?かな?と思われる銘
詳細不明です。

一番左
手描きで細かい絵付け。若干グレイッシュなボディーは有田か?と思っていましたら、
「里」という銘を帰宅後調べてみると、
長崎県佐世保市三川内町の 里見さん という窯でのお品のようでした。1900年代前半前後。
三川内焼は、有田焼に似ていますが、筆の使い方なども若干違います。
当時の代表者と思われる 里見政七 さんは実はすごい人だったようで、
この里見政七さんは、1904年のセントルイス万博に組合総代として出品し金牌1等を賞されたお方のようです。
http://mikawachi.yyyz.info/page016.html

現時点では商売には関係ない事なので、調べ物に手間かけているだけといえばそうですが、
このお品は、本人ではなく窯の職人さんたちのものだと思いますが、
様々な事を知る事で、
100年前の職人さんたちと、現代に生きる我々との接点ができます。
こういった調べもの、謎解きもなかなか楽しいものですね。骨董といわれるものでなくても、切り口によってはこれだけ楽しめます。
骨董店の店先で、ホコリをかぶってカラカラに乾燥し眠っていた品物を、洗って、水に浸してあげることで艶が出て品物が生き返るのも楽しいです。この品々(この子達)は数十年も前のものですが、道具としての役目を終えたのではなく、これからも道具として、観賞用としての役目があるのです。前のユーザー様から、次のユーザー様へお渡しする。その仲介役が当店なのだと思っています。

おっとっと。仕事仕事!

2009.03.17

共感

本日は、約一年ぶり?のお客様の陶磁器類の大量持ち込み査定。

人間国宝&国宝級の作家陶磁器類が十数点の査定でした。
遠方から来られるリピーター様ということで、査定にも力が入ります。
何故かといいますと、自分を認めていただける方の希望に応えたいという気持ちがはたらくからです。

なかなか多忙で買取実例で紹介できませんので単品ではなく査定全体の感想を・・・
元の持ち主様は他界されているそうですが、集められている品々のセンスがたまらなく素晴らしいのです。
例えば、青磁で国宝になった中島宏さんの作品を国宝になるずいぶん前にご購入されていたり、浦口雅行さんのぐい呑みは大変素晴らしいものであったり、前田正博さんという方のお品も大変素晴らしいものでした。13代今泉今右衛門さんの作品は、吹墨ではなく、薄墨のものをお持ちでした。
吹墨のあとに開発した薄墨の方が、格調高い鍋島の伝統との相性がいいのでは?と勝手に私も思っておりまして、(十三代ご本人は薄墨にもラフさを感じていらっしゃったようですがhttp://www.imaemon.co.jp/ironabeshima/13daiimaemon/essay11.html
薄墨を選ばれた元の持ち主さまへ「お客さんセンス良いですねぇ」と言いたくなりました。
価格的には相場での査定になりますが、査定という行為を通しながら、元の持ち主様となんだかコミュニケーションをとっている気持ちになりました。
(もちろん私の好みの問題ですので、吹墨もきちんと相場で買取させてもらいますよ。)

モノとお金だけのドライな査定ではなく、「共感」という形で人と人、心と心のつながりを感じた査定でした。爽快ですね。このような査定を沢山したいですね。

当店は、リピーター様によって支えられております。リピートしていただいているということは当店の何かを評価していただいているということだと思います。
皆様いつもありがとうございます。この場をかりて感謝の意をお伝えさせてもらいます。

2009.03.16

買取実例 千本ノック 其の壱佰肆拾陸 3Dアート チャールズ・ファジーノ/FAZZINO ルーニー・デンティスト

http://www.fazzino.jp/ ←公式HP

090226_112911 090226_113025 前回に引き続き、今回もファジーノの作品。
こちらも状態は未使用という大変いい状態でした。
絵画市場の相場と自店で販売する時の価格とを考慮しながら査定します。

見たまんま楽しむというのがこういった作品の楽しみ方なのでしょうね。
額もポップなオレンジ色!

絵画買取いたします。
お売りいただきありがとうございました。

買取実例 千本ノック 其の壱佰肆拾伍 3Dアート チャールズ・ファジーノ/FAZZINO 楽しい歯医者さん!

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オフィシャルHP http://www.fazzino.jp/
該当作品
http://www.fazzino.jp/3d/18.html
ふざけたといっては言いすぎですが、方の力の抜けた感じの、
楽しみながら作ったような雰囲気の伝わる作品。

3Dといいましても、立体ではなく、多層になっている面での表現です。面白いですよね。まじまじと絵や構造を眺めました。
大変状態のよい未使用の状態で買取させていただきました。

無名の作家ではなくこういったメジャーな作家さんは、作品の流通量が多いので相場が形成されています。その相場ともう一つは自店による販売方法による価格の違いを考慮しながら査定いたします。

こういう絵があると歯医者さんの雰囲気もちょっと楽しい雰囲気になるかもしれませんね?

リトグラフ、シルクスクリーン、版画、絵画等買取いたします。

お売りいただきありがとうございました。

買取実例 千本ノック 其の壱佰肆拾肆 ノートパソコン 富士通 FMVNB16C/A

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本体、AC、マウスのみ。
データは消去しますのでご安心下さい。

パソコン類はメーカー、型番、スペック、等に加えて、
キーボード、タッチパネルの状態なども査定の考慮に入ります。
丁寧に取り扱われているものと、雑に扱われているものではもちろんお値段は変わってきます。

このブログでは、陶磁器、宝石の話題が多いですが、
昔は、大学卒業後に入った会社が、パソコン買取の会社だった事や、パソコンを自作したり、HPは自分で管理したりなどしていますので、デジタル系の査定の基本は押さえていると思います。

当然の事ですが、盗品は不可です。
お気軽にご相談下さい。

2009.03.15

売り込み

先日当店へこういった内容の郵便物が届きました。

090315_131118
手描きで、手作り感たっぷりですが、
特定の分野に対し自信を持って仕事をされていることがよく伝わります。
字体の雰囲気から60歳以上の方と想像できます。

会社ではなく、個人の方からの売り込みです。
この方は、自分の能力を認識し、経験を積んだ後に、当店へ売り込んできたものと思われます。
お取引するかしないか、連絡するかしないかは当店の問題になりますが、
会社の仕事ということではなく、個人の行動として
自分の強みを認識して、それを売り込もうとする行為に素直に尊敬します。

売り込みをしなければ可能性は永遠にゼロですが、
売り込むという行為を行った時点で、0.001%かもしれませんが、可能性はゼロではなくなります。
ゼロかそうではないか。この違いは大変大きいのです。

当店もそういう姿勢を見習わなければいけないなと思った次第でございます。

工芸のいま 伝統と創造-九州・沖縄の作家たち-@九州国立博物館

S_14title01

 

http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s14.html

今年1月から始まったこの展示。チラシでは、国宝の方々の作品があるだけで、それならば直接窯元へ行ったり、各展示会へ行ったほうが見ごたえがあるのではと勝手な解釈をしておりました。

先日、西日本新聞で、この展示には、中島宏さんの働きかけに寄るところが多いということを知り、それならば是非いってみたいと思うようになったものの、多忙な毎日でいけず、やっと見に行くことが出来ました。

実はすでに展示は終わったと思っていたのですが、15日までというのを知り、急遽ということだったのですが・・・
16日まで延長になったそうです!いっていない方は是非どうぞ!JRで前売りチケット購入できます

さて本題。
今回の展示の主役は、人間国宝の作品や、有名な作家さん達の作品ではなく、
有名無名問わず、九州で工芸に携わっている方々と、その作品群が主役です。

まず、陶磁器類のその作品の数と大きさ、多様性、力作の数々に圧倒されます。
これだけの大作たちがずらりとまとめて見る機会はなかなかないでしょう。
(それを先に教えてくれりゃ早めにいったのに・・・)
基準は、審査なし。2000年以降で一番の作品を出す事。だったそうです。
近年の仕事振りを見せてくださいといわれているようなものですから、力が入るでしょうね。他者との比較ではなく自分がどこまで納得行くかですからね。

本当に見ごたえある作品ばかりで。時間が足りなかったのが残念。
3月16日が最終ですからまだの方は是非どうぞ(くどいですね)

以下メモです。私見による勝手な感想ですから的外れなことも多いかと思いますが多めに見てやってください。随時増やしていきます。

003 井上萬二 白磁緑釉牡丹彫文花器
轆轤でこんな形をどうやって作るのかはわかりませんが、きっとすごいことなのでしょう。
緑釉と、彫文がどちらもやわらかさがある。
中村清六さんもそうだが、年をとると人間味というか柔らかさを求めるようになるのかもしれない。

004 井上康徳 白磁黄緑釉刻文三角形鉢
三角形という形と、黄色、緑の配色からリズムが感じられる。
こちらも、轆轤と削りによるそうだが、轆轤を引いたことがない私にとってはどうやって轆轤で三角形を作るのかは理解不能。
轆轤という作業がいかなるものか知る必要があるのかもしれない。

005 今泉今右衛門 色絵薄墨墨はじき雪文鉢
一見地味だが圧倒的な量の墨はじき。緻密な作業は見るものの背筋を伸ばさせる。筆の勢いを排除しているので、静寂が感じられる。

007 犬童 又郎 天目線文壷
初めて拝見する作家さんだが、強烈なインパクト
ガラス質の釉薬の中に様々な色が施されている。
秘密は、天目に焼いた上に釉薬を掛け分けるという作業と、マスキングと、釉薬の収縮によるヒビ(隙間?)から見える天目の色により、奥深い表情を表現している。
すごい人がいるものだと思った。

古沙手窯(こさでがま)
工芸作家:犬童又郎(日本工芸会正会員・人吉工芸会会員)
所在地:〒868-0081 人吉市上田代町2271-1
0966-23-0217 

010 太田富隆 掛分花器「青海」
コバルトブルーの色が一際鮮やか。
小石原の土を使っているそうだが、この斬新な作品からは伝統という言葉を思い浮かべることは難しいが、よりよい物を作りたいという意思のつながりを伝統というのであれば、斬新な材料や造形を取り入れているこの作品はまさに伝統なのだろうとも思える。

011 太田秀隆 黍灰釉彩泥鉢
こちらの作品も小石原の土を使っているようだ。
一般的な小石原のイメージからはずいぶんとかけ離れているが、色合いがなんとも言えず美しい。
素地を磨きこみ、青の彩泥、と刷毛塗りで白化粧し、黍灰をかけるとの事。
知らないことの方が多い。知れば知るほど楽しくなる陶磁器の世界を実感する。

012 大村しょう山 灰釉裂文壷
裂文という表情が、存在感を放っている。
こういう作品にはあまり触れたことがないが、とても印象に残る。
小市民な私は、部屋に飾るとホコリかぶったら大変だろうなぁと思ってしまうが、経年の変化も楽しめるのかもしれない。

013 小笠原嶐 鍋島青磁羊歯文八角大皿
端正なつくりの青磁群の中にあって一際重厚感のある青磁の大皿。
釉薬に鍋島でも使われている大川内山の青磁の石を分厚くかけて、何度も焼くために必要な厚みだと窯で伺ったことを思い出しました。
釉薬の厚みによる、柔らかい美しい緑が大変印象的。

015 奥川俊右衛門 白磁花器
純白の白磁。白磁ではほとんど目にしたことがないような形。きっと造形は難しいのだろう。これもきっと高い轆轤の技があって実現するものだろうと思うが、私自身が轆轤の工程をよく知らないので想像の範囲でしか考えられないのがもどかしい。もっと知ることで、こういった作品のすごさをもっと実感できるのかもしれないと思う。

016 小野次郎 釉離金銀彩鉢
金、プラチナの箔を貼った上に釉薬をかける技法。経年劣化にも強く金彩にとっては理想的ともいえる技法だが、こちらの技法も古いものではなく昭和に入ってからのもの。伝統工芸というものが、技術の継承が主な目的ではないという事が伺える。

017 小野隆治 釉象嵌波紋鉢
磨りガラスを連想。初めて見る質感に驚く。白磁につや消しの釉薬。線彫りしつやのある釉薬を埋め込むという技法だそうだ。
造形も不思議な形。高台を三つ足状に切り取ることで、焼成時に形の変化が出るとの事。単に奇抜というものではなく、計算に基づくものであるということも驚き。

018 小畑裕司 枝垂桜文四方皿
商売人として見るならば、これは売れそうだという印象。
女性の中にこの手の作品を強く支持する層はきっとあると思うし、桜の花が一面に描かれているわかりやすさも大きな特徴だと思う。こういうお皿はありそうでそういえばあまり見ない気がする。
自己満足ではなく、売れるかどうかの観点もきっと作り手にはあるのだと思う。それはいけないことではなく、売れる作品を作るという意識は大事なことだと思う。

022 金子認 幾何学文竹林壷
こういった品を普段目にしないので、妙に印象深かったりする。
紐状の粘土を積み上げ、叩いて締める「叩き」の技法を使っているとの事
絵柄もそうだが、成形も轆轤とは違う素朴感が漂っているのかもしれない。
叩きの格子文を生かすためのデザインとして、竹林が選ばれたようだ。
何事もよく考えられているものだと思った。

025 河口純一 釉裏彩華文花器
一見練り上げの作品のように見えたが、釉裏彩という技法との事。
様々な顔料で色をつけた後に釉薬をかける技法と聞いても何がすごいのかはピンと来ないが、
実際行っている人は少なく、商売ではやっていけない程の難易度の高い技法のようだ。
実際、宮川香山、板谷波山等が取り組んだ技法だが、現代でも定着していないということからもその難しさが伺える。
何気ない物に見えても奥が深い。技法などを知ることで、この作品の凄さがもっとよくわかるのだろうと思った。

027 川崎精一 青白磁彫菖蒲紋鉢
一見鮮やかに描かれているように見えるが、すべて釉薬の濃淡で表現。
全体に白磁釉をかけ、その後花の部分にマスキングを施し青磁釉をスプレーでかけるとの事。
青白磁は、彫りと釉薬の濃淡、造形という表現に制約がある中で、大変絵画的な要素の高い作品だ。
どの工程もそうかもしれないが、彫りはやり直しが効かないのでかなり緊張感の必要とされる作業なのだろうと思った。

028 川添貞秀 青白磁彫六角鉢
こちらも轆轤成形との事。今回の作業では轆轤と彫りの重要性が認識できたことも収穫だと思う。
轆轤で成形しているなどとはまったく思わなかったので、もう一度ゆっくり見てみたい。

029 木下栄司 炭化櫛目鉢
最終工程で煙で燻して炭化焼成するという技法が、木下さんの代表的な作風との事。
櫛目や、炭化という技術を使い、素朴で枯れて、でも力があるというような独特の質感を目指しているだろうかと思う。

030 久保田保義 青白磁流線文扁壺
彫による造形と釉薬の濃淡の美しさに目がいくが、
この形を轆轤で真円でない楕円の形を造形している点も見逃せない。
作品全体にあいまいさがなく緊張感が漂っている。
もう一度この方の作品をゆっくり見てみたいものだと思う。
人吉在住の作家さんらしいが、犬童又郎さんや、久保田保義さんがいらっしゃる、人吉という地域にとても興味がわいてきた。近いうちに伺ってみたい。
今回の展示は佐賀以外の地域の方々にも目を向けるきっかけになったいい機会だったと思う。

鳥ヶ丘窯 
住所 〒868-0075
熊本県人吉市矢黒町2354 
FAX 0966-22-6986

035 熊本義泰 青磁麦文鉢
緑色の強い青磁。耀州窯青磁の色を目指したそうだ。中国の焼き物が世界的には王道なので、この分野の勉強も進めていかないとと思う。
過去の技術の再現だけではなく、貼り付け文様という技法も用いているそうだ。

036 倉島岱山 牙白 耳付連弁花入
クリームがかった透明感の白色。宋代の定窯の白瓷を目指したそうだ。

リンク: 東京国立博物館 館蔵品詳細. 白磁蓮花文皿(はくじれんかもんさら)

リンク: 東京国立博物館 館蔵品詳細. 白磁金彩雲鶴唐草文碗(はくじきんさいうんかくからくさもんわん)

宋代の定窯の作品をイメージできるか出来ないかでこの作品の理解度もずいぶん変わると思うので、
焼き物を見るうえで知ることの重要性を感じる。

037 斉藤勉作 染付木の葉深鉢
木の葉文という、本物の木の葉を使った文様がとても美しい。
自然が作り出す造形の完成度の高さを感じる。
奇をてらって木の葉を使っているのではなく、様々な試行錯誤の後に木の葉に行き着いたことがよくわかる。
現在は、大分県の竹田市にいらっしゃるそうです、自然に囲まれながら作陶されている光景が目に浮かびます。
http://blog.goo.ne.jp/bensaku_2008

038 酒井田柿右衛門 濁手桜門花瓶

14代柿右衛門の大きな花瓶。14代は、絵付けが有名だが、やはり柿右衛門の柿右衛門たるゆえんは、素地の濁手と、その色彩の美しさだと思う。

040 佐々木厚 象嵌花器
円形の作品が多い中で、印象的な形。

043 庄村建 紅染大鉢「燦々」
この赤は、辰砂ではなく、新しい顔料とのこと。器面にある凹凸は、箆彫ではなく、やわらかな彫など、新しい試みが見られる。
藍染は、冷たい、冴えた印象だが、この紅染は、題のように、温かさを感じる。

044 庄村久喜
大変緊張感の漂う造形。磁器で通常行われる削りという工程を排除している。そして施ゆうする工程も省いている。この発想にはかなり驚いた。削りと施ゆうを放棄する事で、手仕事の痕跡と磁石そのものが持つマットな質感を獲得している。1974年生まれの同世代の方のようだが大変すばらしい作品だと思う。これから注目しようと思います。

 
050 田中光謙 青瓷壷
大変美しい青じ。電機メーカーの退社後開窯という異色の経歴?新聞で拝見したことがあるような気もする。作品もそうだが、この方の経歴も気になる。

052 津金日人夢 青瓷壷
大変美しい青瓷。青瓷の釉薬が厚いので、生地を薄くすることにこだわりを持っているようだ。この方も1973年の同世代。御船窯という窯で作陶しているそうだ。今後注目したい。

055 中尾龍純 染付色小文花生
色小文という色彩表現が印象的。緻密という表現が思い浮かぶ。

056 中尾英純 和紙染三つ葉紋鉢
和紙染めによる幾何学的な文様。3000枚を越える和紙を使って表現するようだ。

057 中尾恭純 四方襷文彩色象がん面取壷
四方襷を生かすために壷に面取を施している。
彩色象がんという技法を使っているそうだ。

058 中里太郎右衛門 唐津しきんじょう文地鼠黒掻落し壷

絵付けではなく、彫りでの表現。線が力強い。磁州窯の技法を参考にしているとのこと。磁州窯をしっているか、知らないかでは見方が違ってくると思う。やはり、知ることは焼き物を楽しむ上で重要な要素なのだろうと思う。

059 中島宏 青瓷彫文壷

中国の青銅器に触発されたその青じの色と、造形は大変力強さを持っている。

060 長野恵之輔 線彫呉須象がん麦
単なる絵付けではなく、線彫という技法。かつてみた向日葵という作品が印象的だった。確か波佐見の方だったような気がする。

061 中村青吾 白磁鉢
中村青六さんのお孫さん。お孫さんといっても、1975年生まれなので同世代。若干マットな質感は、全く同じではないにしても、おじいさんの作品とも共通する部分だと思う。今後注目していきたい。

062 中村青六 白磁艶消鉢
92歳で現役。大変すばらしいことだと思う。高齢に関わらずこんなに大きな、かつ完成度の高い作品を作られることに驚きます。

065 納所正一 白磁しのぎ彫文花入
井上萬二に轆轤を習い、琥山窯で、小野珀子、小野祥瓷に師事。小野一門の存在が私の中で大きくなっていく。

066 野中拓 天目松紋花器
この方も、井上萬二に轆轤を習い、琥山窯で、小野珀子、小野祥瓷に師事との事。
黒と、燻し銀という釉薬を塗り分けている。

070 松尾勝也 艶ゆう彩深鉢「想」
生地に同じ土の化粧土を吹きかけ、凹凸のある器肌を作り、マスキングと吹き付けで呉須の濃淡を生かした文様を描いているとのこと。

071 松尾潤 塩窯彩花器
焼成時に塩を入れることでこのような模様がでるという事が驚き。

アヴェレージホワイトバンド@ビルボードライブ福岡

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ブルーノートがなくなり、数年後できたライブハウス
ビルボードライブ福岡
http://www.billboard-live.com/pg/shop/index.php?mode=top&shop=3
ブルーノートのころは、以外にJAZZではなくFUNKな方々のライブが多かったのですが、ビルボードに変って最初の頃、冊子を見てみるとFUNKな方々がほとんどみられず、スケジュールを追っかけていなかったのですが・・・

久しぶりに目にした冊子で

Dtl_06731_1
「Average White Band」の文字を発見。
これは行くしかないという事で行ってまいりました。

入場のシステムなどはちょっと変っておりましたが、噂どおり会場はほとんど昔のブルーノートのまま。
この空間が残ってくれたことに感謝です。

福岡という地は結構贅沢なところで、東京、大阪に比べて市場規模がとても小さいのにこういうライブハウスがあったりします。
当然集客力が違うので、会場が他地域に比べて狭いのですが、小さい箱で同じアーティストの公演を楽しむ事が出来るのです。
同じことが、劇団四季の公演しているシティ劇場にもいえるとおもいます。C席なのにステージからかなり近い。。。
大きな箱よりも小さな箱の方が空間としては贅沢ですよね。大きな会場なりの魅力もあるとは思いますが。。。

ライブの方は、平均的な白人楽隊という意味からかなりかけ離れた、音楽的にはファンク度の高いライブでした。
ライブを見てきた回数は少ないので、説明は難しいですが
ドラムとベースの音量が大きくて心地よかったです。
特にドラムは、キレよりもドスンドスンと重たい感じで重量感がありました。

ライブという意味では、アーティスト側にもっと観客とコミュニケートとしてもらいたいなという気持ちもありましたが、
アーティスト側にしてみると連日各地をライブして回るので、毎回全力投球というわけにはいかないのでしょうね。

それでも、ライブという濃密な時間と空間という贅沢なものは他では得がたいもので、音楽やライブ映像の複製により、複製されたものの価値がどんどん下がっている事に対して、ライブ(現場感)というものの価値は今後ますます上がっていくのだろうと思いました。

2009.03.13

丸川 隆英先生 セミナー 「ジュエリー加工の良し悪しはここを見ろ!」in 大阪

先日、このようなセミナーの存在を知り、
http://mb.giajpn.gr.jp/article.php/osaka090311
この方にはお会いせずにはいられないというわけで、
090311_140906 090311_172645 大阪までお話を伺いに参りました。

 

 

 

 

 

◎講師プロフィール
 丸川 隆英(まるかわ たかつね)
 1947年大阪生まれ。ジュエル丸川主宰。日本で唯一、業界の3大タイトルと言われ る「一級技能士全国競技大会1位グランプリ」「現代の名工」「黄綬褒章」の3冠を 制覇したクラフトマン。“お客様には価格に見合った品質のジュエリーを手にして 頂きたい”という想いを抱き、極め細やかな技と、誠実な“つくり”の精神で、 独自の世界観を展開したジュエリーを製造している。
http://www.j-marukawa.com/

丸川先生にお会いする前までは、自分は質屋だし年間数万点のジュエリーを何年も見てきたので造りの良し悪しはある程度わかっているという自負があったのですが、
先生の作品、仕事、作品に対する姿勢を知る事で、自惚れていた自分が恥ずかしくなりました。
仕事に対しては、奢ることなく謙虚にコツコツ、向上心を忘れず取り組んでいこうと思いました。
 宝飾品の造りに対する見識を深めて、それを消費者の皆さんへお伝えする事が、宝飾品の造りのよさの評価の向上につながり、それが有名無名問わず職人さんの仕事へ対する評価の向上へ繋がればいいなと思いました。

良質の宝飾品というのは、
「よい素材xよい造りxよいデザイン」
このバランスがどれも高いものを差すのではないかという私の疑問が晴れました。

よい造りというものがいかなるものであるかというポイントも伺うことができました。
石を留めている爪の一本からも職人の魂を感じる事ができるように自分の目利きの向上に努めたいと思います。

以下は、メモです。
18金は買わない。純金から、それぞれの色の金を作り出す。
例外は、ハードプラチナ プラチナとタングステン、パラジウムで割っている。
7色の金をグラデーション

裏側も彫金
布目象嵌 無数の突起に箔を貼る。ロウ付けはしない。

スノーヒット タガネの先は1本
他の職人はできないというが、しないだけ。非常に手間のかかる技法。

売る側が職人を育てる土壌を作る。

43年前弟子入り、最初の頃は指輪のみの大量生産という仕事ばかりだったので、「いい仕事がしたい」という願望が今まで続いた。

現在は、いい仕事(手間のかかる)をしても手間をかけた分だけ損。男性の職人が手間をかける仕事ができない状況

神戸でもうすぐ貴金属装身具一級の方々の中でのグランプリの大会がある。一般の人も見る事ができる。

工芸品と工業製品の違い マイクロセッティングは工業製品的
彫り留め 手仕事感 人間としての味
価値観の違い

爪は(場合にもよるが)小さい方がよい
浮いているものは 引っかかりやすい
薄いもの(糸鋸を入れている等)は倒しやすいが、石落ちしやすい エメなどで多い
石を傷つけたくないという思惑があるが、きちんと留めるべきだろう。

パーツごとに仕上げておくと完成時にバフがけだけで綺麗に仕上がる
パーツ(部品)は持ちにくいし、ピンセットやヤットコではキズが付くし とにかく手間がかかる。

爪に手がかかっているものは全体に魂が入っている。

カステラーニ はすごい。

工芸品←→工業製品

デザインは大事

フェザーパール (アメリカ ミシシッピー?)大きな貝の接合部あたり
赤銅 純金と銅の合金 自然に焼けていくが、薬品で煮沸する事で短時間で真っ黒 黒の色が毎回違うという偶然性もある
ダイヤのキューレットで打ちつける
裏取り、失敗しても接合しない。
白蝶貝に細い穴をあけて金を叩いて埋め込む。金は柔らかいので下部を広くする事で内部で金が広がり落ちなくなる
2cmx2cm位で1日くらい?
パイプ 先が細い。昔のゴルフクラブのシャフト状の物を作る

販売済:大変深みのあるブルーのアクアマリン PT枠 高品質 リング 【菅:S_SNUUN_SS

Img_1816 

 

 

 

アクアマリン 1.50ct
メレダイヤ 計0.20ct VS~SIクラス
枠 PT900
サイズ 13号

通常のアクアマリンのレベルをちょっと超えた感じの深みのあるブルーです。
ダイヤの質も良く、指輪の下部リング幅も広めですので、全体的なリングの造りもしっかりしております。

ただしっかりしているのではなく、指輪を付けたときの指あたりも滑らかな事や、裏側の見えにくい部分も綺麗に仕上げているなどから、作り手の細やかな配慮も伺えます。

デザインは、シンプルでモダンなデザイン。過剰な装飾は極力抑えながらもメレダイヤを配置するなどのキラキラ感にも配慮しているリングです。

素材、造り、デザイン に関しても手を抜いていないという評価に値するリングだと思います。

■お客様の感想
-------------------------------------

肥前屋様

いつもお世話になりまして、有り難う御座いますm(_ _)m

今回のアクアマリンは一目惚れでした!
o(^-^)o

普通のアクアマリンって、ガラス玉みたいな感じで、物足り無さを感じていた私。
夏に向けて、街の宝石店やアクセサリーショップやデパート等、一番目に着く場所に飾られていますよね。

しかし、肥前屋様のアクアマリンは、格別に大変綺麗で、透明度も申し分無いですし、強い輝きが 素晴らしかったでしたw(☆o◎)w
実は私、二人の娘
私立高校生と四大の大学がいる、母子家庭なんです。

生活は決して楽では無いですね。

自宅では無く借家ですから 当然家賃を払います。

人から よく言われます。宝石がよく 買えるねぇって。

嫌味なのかどうか分かりませんが(^_^;)

何故、宝石が買えるかと言いますと 簡単な答えは 節約 ですね!
しかし、一般の節約は勿論していますが、それだけでは、追い付いて行けないこの不況  (>_<)

値上がりも沢山有りますよね。

私は 行き着けの八百屋さん お肉屋、いつも お安くして貰うのです。

私が 交渉するのです。
お手伝いやお掃除等  ほんの一時間か二時間位で 月に 二回か三回程度ですが。

空いている時間を使うのです。

とにかく 食費が助かります(^O^)

大手スーパー等は 形や綺麗な野菜しか置かないから 割高なんですね。

八百屋さんは 形やチョイキズが合っても新鮮ですし、大変安いのです。
100円とか200円とか。

話がそれてしましたけど、今のお若い方、受け身の方が多いですよね!気が付かないとか気配り、目配りが出来ないとか・・・

(人の事言えないかっ)
積極的に動けば、良い方向へ行く事って有るんですね!!

肥前屋様も この様なお仕事なさっている事は、遠方に住んでいます私は、強く感じていますから、信頼しておりますし、安心して、次回のお品を購入が出来るのです。
(*^_^*)

そして、宝石についての詳しく説明が 書かれていますので、分かりやすくて、有難いですね!!

アクアマリンは 若い頃からの憧れでした!
この美しさと同様、私の内面も美しくなりたいと思う今日この頃です。
宝石好きな私の欲望はまだまだ、止まりませんね(笑)

今回も 良いお品をお譲り頂きまして、有り難う御座いました。

長文になりまして すみませんでした。
m(_ _)m

-------------------------------------
■店主からのコメント

いつも感想ありがとうございます。
アクアマリンのリング2点お買い上げありがとうございました。
長年の在庫分が手元を離れるのも寂しい気がしますが、
今回のように入荷後すぐ手元を離れるのも、
もう少し手元に置いておきたかったなぁという気分になりますね(笑)。
このように色の深みのあるアクアマリンは少ないですからね。

大量の品々の中からよいものを探し出す事は結構大変で、
仕入れたら仕入れたで、当店のように無名の店が宝飾品を売るのも結構大変なのですが、
ご購入いただいたお客様に、このように喜んでいただだけると、
それを励みにこの仕事を続ける原動力になります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

販売済:深みのある色ですが、輝きのあるアクアマリン K18WG リング 【菅:KSNUUM_H

Img_1904 

 

 

 

アクアマリン 石目不明
サイズ約9.0mm x 7.0mm

枠は、K18WG
メレダイヤ合計0.16ct SI~Iクラス

サイズ 約8.5号

このリングの特徴は、深みのあるアクアマリンの輝きにあります。
この輝きの秘密はメインの石を留めている特殊な留め方にあります。

上部は普通に4本の爪で石を留めておりますが、通常は下部が円形の台になっていますが、このリングは下部も4本の爪で留められております。

そして、台座には丸型の穴が多く空けられています。
何故そういうつくりになっているかというと、下部からより多くの光を取り入れるためです。

下部も爪で留める事により光を多く取り入れることで、石自体は濃い目の色でありながら、内側から滲み出るような明るい光を感じる事ができます。
そういった理由により、色はアクアマリンですが、通常のアクアマリンとは輝きの何かが違うという印象を受けます。

材料代を節約という意味ももしかしたらあるのかもしれませんが、
プラチナは柔らかい素材ですので、メレダイヤを留める爪の細かさから素材をより硬度のあるホワイトゴールドにしたものと想像されます。

メレダイヤのクオリティがそう高くない事と、若干のリングの裏抜き等ございます。

デザインに関しましては、古さを感じる事はないと思います。

限られた予算内で、アクアマリンの輝きを楽しみたいということに焦点をあわせて作られたリングだと思います。

造り、素材、出算、トータル的にハイクオリティ(高価格帯になってしまいます)をお求めの方ではなく、
メインの石の輝きを楽しみたいという考えに共鳴される方にお勧めのお品です。

■お客様の感想
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肥前屋様

いつもお世話になりまして、有り難う御座いますm(_ _)m

今回のアクアマリンは一目惚れでした!
o(^-^)o

普通のアクアマリンって、ガラス玉みたいな感じで、物足り無さを感じていた私。
夏に向けて、街の宝石店やアクセサリーショップやデパート等、一番目に着く場所に飾られていますよね。

しかし、肥前屋様のアクアマリンは、格別に大変綺麗で、透明度も申し分無いですし、強い輝きが 素晴らしかったでしたw(☆o◎)w
実は私、二人の娘
私立高校生と四大の大学がいる、母子家庭なんです。

生活は決して楽では無いですね。

自宅では無く借家ですから 当然家賃を払います。

人から よく言われます。宝石がよく 買えるねぇって。

嫌味なのかどうか分かりませんが(^_^;)

何故、宝石が買えるかと言いますと 簡単な答えは 節約 ですね!
しかし、一般の節約は勿論していますが、それだけでは、追い付いて行けないこの不況  (>_<)

値上がりも沢山有りますよね。

私は 行き着けの八百屋さん お肉屋、いつも お安くして貰うのです。

私が 交渉するのです。
お手伝いやお掃除等  ほんの一時間か二時間位で 月に 二回か三回程度ですが。

空いている時間を使うのです。

とにかく 食費が助かります(^O^)

大手スーパー等は 形や綺麗な野菜しか置かないから 割高なんですね。

八百屋さんは 形やチョイキズが合っても新鮮ですし、大変安いのです。
100円とか200円とか。

話がそれてしましたけど、今のお若い方、受け身の方が多いですよね!気が付かないとか気配り、目配りが出来ないとか・・・

(人の事言えないかっ)
積極的に動けば、良い方向へ行く事って有るんですね!!

肥前屋様も この様なお仕事なさっている事は、遠方に住んでいます私は、強く感じていますから、信頼しておりますし、安心して、次回のお品を購入が出来るのです。
(*^_^*)

そして、宝石についての詳しく説明が 書かれていますので、分かりやすくて、有難いですね!!

アクアマリンは 若い頃からの憧れでした!
この美しさと同様、私の内面も美しくなりたいと思う今日この頃です。
宝石好きな私の欲望はまだまだ、止まりませんね(笑)

今回も 良いお品をお譲り頂きまして、有り難う御座いました。

長文になりまして すみませんでした。
m(_ _)m

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■店主からのコメント

感想ありがとうございました。

アクアマリンのリング2点お買い上げありがとうございました。褒めていただいて私も嬉しいです。
今後も皆さんに喜んでいただけるような綺麗な石を入手できるように頑張りたいと思います。

節約のお話大変参考になりました。
予算が低いから質も低いというのではなく、
限られた予算内で購入できる、素晴らしい品々を提供する事が当店の役目と思っておりますので、
これからも期待していてください。

平成21年度 スケジュール@九州陶磁文化館 

2009  

佐賀県の有田町にある、九州陶磁文化館は、基本的に観覧料が無料が嬉しいですね。

無料といっても侮ってはいけません。

6月~7月の青木龍山回顧展は必見ですね。

来年3月24日からの小野琥山一門展も要チェックです。

常設の、江戸期の有田焼を網羅した膨大な量の柴田コレクションは必見です。

スタート時は稚拙な模倣に始まり、数十年後にはオリジナルで素晴らしいものへと昇華させる日本人の特製が感じられると思います。

野球、アニメ、もそうですよね。最初は真似から入り、数十年後には日本独自の感性で、世界屈指のクオリティのものへと発展させています。

この展示を見ていると、これだけの品を体系的に収集し、かつ無料で寄贈した柴田夫妻のコレクターとしての偉大さはもちろんですが、日本人はもっと自信を持っていいんだという元気をもらいます。今年は何回いけるかな?

2009.03.10

質屋の売り出し

質屋の売出しでは、福岡や九州の質屋の品物が一同に並びます。

そこには、バッグや時計、絵画、着物、衣類、陶磁器類等など 様々な品物が沢山出品されますが、
宝飾品も沢山並びます。
090308_163414 ズラーッとこんな感じで、こういったものが沢山並んでいるのですが、
中には、私でも欲しくなるようなお得感のある品が探せばちらほらあります。

090308_162327 こちら、ゴールデンサファイアです。(ピンボケですみません)
加熱ですが、大変輝きが強く綺麗でした。
こういうお品をお勧めしたいのですが・・・

なかなか売り場には立てないのですが、私的にはこういうお品をお勧めしたいですね。入手しようと思っても出ている個数が少ないですからいつでもこの値段で買えるというものではありませんからね。

エメラルドの大変よいクオリティーのものもございました。

宝石がお好きな方、宝石の品質の良し悪しを覚えたい方は、とにかくマメにこういう機会を見つけては宝石を沢山みる事をお勧めいたしますよ。

次回は 6月26~28日です。

2009.03.08

次世代の質屋の宝飾品の査定

先日、東京から質屋の在庫品(貴金属、宝飾品)を買取する業者さんが当店へ営業に来られました。
福岡はおそらく東京を上回る激戦区なので、多分値段が合わないだろうと思いながら、
他地域の査定額と、その方のお手並み拝見
と、丁度買取っていた品物を数点見てもらいました。

様々な業者さんの値段を長年追っかけていいると、金額を見ればその人がどういう価値観で査定しているのかある程度わかるようにはなってきます。

出してきたお値段は、予想通り・・・
金地金の価格+メレダイヤの価格 を足して、そこから利益をちょっと抜いただけの数字。

デザイン、造り、石の素材に優れたものがない品物はそれでいいのかもしれませんが、
デザイン、造り、素材等が優れているものも全て同じような価値観で査定していました。

・・・・ダメダメダメ。それではダメ
綺麗なもの、残すべきものはそんなスクラップ価格じゃ・・・
なんて事を言っていると、今度は別の品で、妙に高い金額を出してきました。
「お兄さん、こんな金額をつけていたら火傷しちゃうよ!」
その品物には、ガラス球が入っており、その分も地金計算・・・
あからさまに経験値の足りない業者さんでした。それ以前に査定の基本概念に違和感を感じました。その価値観では今後の厳しい時代は乗り越えるのは難しいかもと思い、「御社の他者と違う売りは??」という質問を。。。

「マメさです。東京からマメにお伺いします。」とのお返事。

??マメって・・・。マメでも安けりゃ意味ないじゃん。マメに何度も来られても交通費分の利益も出さないといけないだろうし。。。

競争の激しくない地方や、品物豊富な東京とは違い福岡は激戦区なんだなと改めて思いました。

次世代の質屋は、材料代金だけを見た査定ではなく、美しさ、技術、等の付加価値も査定できるようにならないと。。。
出回っている、多くの宝飾品はスクラップ価格でいいのかもしれませんが、
残すべきもの、評価すべきものは、1点1点、きちんと見て、付加価値もきちんと査定できる質屋を目指しております。

他店の査定に納得いかなかった場合、こんな査定のされ方でよかったのかな?と不安に思われた場合は、試しに当店に持ち込んでみてください。宅配便での買い取りも可能です。
良質の素材、造りのよさ、デザインのよさ。良質なものは、この3点がどれも優れております。そういった品物の場合は、スクラップ価格とは別の価値観での査定が可能な場合もございます。(当店の力不足であった場合は申し訳ございません)

ご来店の前に、事前にご連絡下さい。スケジュールをあわせて私が査定いたします。

2009.03.07

雑感

最近うちのスタッフ君の成長が著しい。
好奇心と、失敗を恐れず、リスクを負える思考が伸びている事が傍からみていてもよくわかる。
私の器の小ささから、なかなか成長させられないと悩んでいただけに、最近の伸び方は嬉しい限りだ。
私の力ではなく、彼にその素質があったのでしょう。彼の今の努力は数年後きっと花開くと思います。

質屋の目利きというのは商品開発ようなもので、
一つの分野については、1年位で身に付くものではなく、3年、5年と時間がかかるものが多いです。
逆の発想では、一つの事を3年も追いかけていると、その分野に関しては他者より秀でたものを身につけることができるということですね。
また、別の見方からすると、1年やそこらで身につけられてしまうようなノウハウは、大手ショップや、新規参入の業者さんとの競争にさらされるということですね。

福岡一わかりにくい場所にある肥前屋質店は、ニッチな分野、誰も手をつけていない分野、難易度が高い分野を掘っていくしか道はなかったということなんですが・・・

最近、やっとまいた種が実を結んだというか、深く掘った穴から泉が湧き出したというか、
大きな歯車が回りだした、そんな感覚を感じる機会が多くなりました。

その歯車の回転を加速するためにも、
当店は零細企業であるということを忘れず、様々なエキスパートの皆様と協力関係を結んでいきたいと思っておりますので、
高い能力のある、会社さん、個人の方、お気軽にその高い能力を当店に売り込んで下さい。
(変な営業も多いので、無愛想な対応をしたときはすみません。電話よりもメールがありがたいですね。)

私のほうからも、各分野へどんどん売り込んでいこう。←自分へのプレッシャー

2009.03.06

陶磁器あれこれ

090306_164938 歴代今右衛門の技一堂に 皿や鉢など124点、江戸期と比較も 6日から 有田で企画展
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/81274

これは、私的には必見ですね。
十四代の作品の持つ現代性と有田、鍋島の伝統の両立を考えると、
美にとっての時代性、
永遠性と時代性の関連
高い美意識の職人技の世代、時代を超えたつながり
を感じられるのではないかと思っています。
楽しみです!

49acb734 佐賀新聞のHPでこんな記事を発見
陶板弁当「春の窯元市」で販売 5日から受付
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=1196444&newsMode=article

見逃せないのがこの
「限定百食に対し、約1200件の申し込みがあった」

という文です。

3500円の弁当に対して、1200件です。
これが何を意味するかというと、弁当では3500円は高いですが、
弁当に付随している陶板に魅力があり、それに飛びついた方が多かったということです。
高く見積もっていても、弁当が1500円分とすれば、
この陶板に2000円以上の価値を感じる事ができる方がかなりの数いらっしゃったということです。
定価の※割引等でしか価値を判断できなくなってしまうと、
3500円の弁当? 高いじゃん
位しか思えないのかもしれませんが、

この弁当に飛びついた方々は、お金持ち云々ではなく、モノの価値がわかる方々だと思います。
このクオリティの陶板が3500円!しかも美味しそうなお弁当付き!「安い!」
と判断された方が多かったと思います。

値引率でしか価値判断できなくなる人は、こういうお買い物を見逃してしまいますね。何故なら、金額的に比較するものがないから、その価値をどう見ればいいかの判断ができないからです。
貴方は、品定めを放棄して、値引率で品物を選んでいませんか??その買い物の仕方は実は危険なんです。

とても勇気付けられるニュースでした。

大川内はとてもいい町ですよ~

http://www.imari-ookawachiyama.com/

2009.03.04

第160回 全九州質屋大バザール 3月6,7,8日@博多スターレーン

質屋大バザール 情報ページ

090227_193211 くどいですが、もう一度お知らせです。

というわけでブログはしばらくお休みです。

第160回 九州各地の質屋・質流れ品が博多スターレーンに大集合!

会場:博多スターレーン

日時:3月6日(金)7日(土)8日(日)

10:00~18:00 8日のみ17:00まで

お問い合わせ:

開催前は福岡質屋協同組合 092-522-3720

開催中は博多スターレーン 092-451-4133

有田焼とは・・・という質問

店の買い取りでも取扱があり、個人的にも購入させてもらった事のある窯の方と、売る側買う側ではなく、お話をする機会がありました。

で、不躾ながらも幾つかの質問をしてみました。

Q(私):鍋島など、精緻なもの、天目など見たまんますごいとわかるものが好きですが、お茶の世界のゆがんだような陶磁器はイマイチ理解できません。

A:それで正解。お茶の世界では真のやきもの と 草のやきもの とがあり、千利休も若いうちから草のやきものに目覚めたのは50歳から。
真を理解せずに草から入るのはX。
(私の理解が間違っていたらゴメンナサイ)

(要するに私は途上ということなのだ。ふむふむ)

Q:やきものは産地が重要と思いますが、泉山の磁石がほとんど採れず、有田の材料を使わないのが現状ですが、有田焼とは何か等を考えたりしますか?
有田の材料を使わなくても、伝統的な柄ではなくても、有田はやはり有田らしさを感じますが、
各専門の職人の層の厚さが有田の魅力なのかなと思うのですが・・・

A:有田焼とは等という事は作成時には特に考えません。
私たちがいる日展という世界は、新しいものが評価される世界なので、今右衛門、柿右衛門さんのような伝統的な世界にいるわけではありませんので、材料などにそこまでこだわる事はありません。
使う道具が、他の地域と違うので、(例えば花瓶に突っ込む棒とか・・・)有田らしさを感じるとるれば、使う道具からかもしれませんね。
有田の職人さんには轆轤至上主義みたいなものがあって、轆轤を使わない四角い物等は評価しない風潮がありますが、私たちは四角いものも作ったりもします。

共通の認識として、
転写(プリント)でも、良いものはいいし、手造りでも悪いものは悪い。
伝統工芸の伝統とは、過去の形を真似る事が伝統ではなく、よいものを作りたいという気持ちの世代を超えた繋がりが伝統

私の勝手な解釈も結構入っているかもしれませんが、
日頃の疑問を陶磁器を作成されている当事者の方にぶつけられたのはとてもいい機会でした。
お茶のゆがんだ陶磁器が理解できない理由もわかりましたし、
轆轤至上主義道具の使い方とか、工程とかもっと知りたくなりました。
有田を意識せず、自分の技量を研鑽する姿勢は若い頃はそちらの方がむしろ自然なことではなかなとも思いました。
これからの活躍に期待しております!

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TEL:092-651-2197

当店連絡先(予約制)

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