渕上清志　ブログ

ご本人さんではなく、井上萬二さんのところの窯の作品です。
ほとんど白磁に近いですが、彫りの所や、くびれのところなど釉薬がたまっている部分がうっすらと青みを感じます。
カップの底の部分にも釉薬がかかっていますので、テーブルや、皿を傷つけてしまうことに対する心配は減りますので、幾分かは気軽に使えそうですね。
絵付けという装飾を排除した、白磁、青白磁は、
造形と、彫りで表現しますが、シンプルさ、引き算という価値観は、
ドイツや北欧のデザインがお好きな方にも、好まれるかもしれないと思っています。