買取実例 千本ノック 其乃弐佰伍拾参 瑠璃釉金彩蓋付碗
よくいく骨董品屋さんにて購入
店主さんが「新しいもの入りましたよ~」とのこと。
骨董品店でのこういう会話は、鑑定団に出てくる人たちの世界と思っておりましたが、なんだかちょっとずつ質屋の領域を踏み外しつつあります。
モノがいいというよりは、これが天然の呉須の色であるか自分で調べてみたいという理由での購入です。まぁ、勉強代ですね。
自分の資料で類似品を探してみると、
1700年代後半から、1800年代前半に、この瑠璃釉に金彩のものが確認できましたから、
今のところの判断は、1750年~1850年 の品ということですが、
間違いなく古いものという断定を即できるようなレベルではありませんので、
今後数を見る必要がありますね。
なかなか、誰かに習うというわけにはいきませんので、こうやってコツコツ買っては失敗?を繰り返しておりますが、多分それが一番の早道です。
もうこちらの購入に至った理由の一つとしては、坂本達哉さんという方の瑠璃釉のお品を数年前に見る機会があり、
色の濃淡のグラデーションが美しく、吸い込まれるような感覚が今でも残っているというのもありました。
リンク: 工房紹介 【坂本窯陶工房】.
当時はすごく迷った挙句購入しませんでしたが、今でも思い出すという事は、あの時買っておけばよかったのかなぁ、と思います。数年たった今またお品を拝見してみたいなぁ~と思っております。
まぁ、骨董の分野は骨董品屋さんに任せますので、当店に古いものを持ってこられても、私の感覚でのお値段になります。
« 買取実例 千本ノック 其乃弐佰伍拾弐 コンデンサーマイク RODE NT2-A | トップページ | 販売済:ダイヤ ルース 0.438 G VS1 G 中ソ 【菅:H_SNISH_S>IH »
「つぶやき 陶磁器編」カテゴリの記事
- 花器、花瓶類のお買取りのご相談(2018.07.26)
- 一見価値がないように見えても…(2018.04.10)
- セール準備中 というか、品物だし始めてます 売り切れ御免(2017.06.12)
- ─有田焼創業400年記念─ 白の造形・次代を担う作家たち @和光ホール 2017年2月17日(金) ~ 2017年2月26日(日)(2017.02.12)
- ・・・かわいいんだから仕方がない(2016.07.07)
「査定実例/陶磁器(総合)」カテゴリの記事
- from 大阪(2013.10.30)
- EVER GREEN なデザイン 今右衛門 しだれ桜絵 銘々皿 買取(2013.10.28)
- 十四代今泉今右衛門さん作のお皿(2013.10.12)
- 中田一於作 釉裏銀彩 ぐい呑 買取(2013.09.09)
- 巡り巡って…(2013.08.16)
この記事へのコメントは終了しました。
« 買取実例 千本ノック 其乃弐佰伍拾弐 コンデンサーマイク RODE NT2-A | トップページ | 販売済:ダイヤ ルース 0.438 G VS1 G 中ソ 【菅:H_SNISH_S>IH »
コメント