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2009.08.15

泉山100%の皿 by 有田磁石場組合議会

こんなニュースを見つけました。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1380668.article.html

効率経済、効率がよいものが良しとされる時代であれば、
歩留まりが悪い材料で手間をかけて作る事に意味を見出しにくかったのかもしれませんが、

時代が変わり、製品の背景にある情報が製品と同じくらい重要になっている現在。
「有田焼とは何か」を考えると泉山の存在というのはきっと大きいのだと思いますので、
このような取り組みもとても意味があるのだと思います。

各工程を各専門家が担当するという、分業制。
そういった意味でも「有田焼」的ですね。

泉山磁石だけを使って成形するというものでも、
精磁会社の復刻版
http://www.meiji-imari.com/project/index.html

酒井田柿右衛門
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1100261.article.html

古今利(こいまり)研究会
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1365718.article.html

等など、いろんな組織や会社や個人が取り組んでいらっしゃるので、
それぞれが目指しているところは違っています。何を目指しているのか、何を考えているのかが
とても重要なのだなぁということを改めて実感。

今回の試作品は、
「今回の取り組みは、05年に崩落した磁石場の岩を使えるか調べるのが狙い。」
とのことですので、供給側のテスト的な意味合いが大きいのでしょうか?この調査の結果によっては、これから泉山の陶石で作られた製品がもっと多く見られるようになる可能性があるということかもしれませんね。

技術だけを見ると、小さい頃から作業をして育った江戸や明治の職人さんたちの技術を追い越すのはなかなか難しい事だと思うので、
現代に生きる我々は、「何を考えて」製品を作っているのかということ。そして、それをどう伝えるか。が重要なのだろうなぁと思いました。

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コメント

文化を受け継ぐという意味ではこういうことも大切なのかも知れませんね。

コメントありがとうございます。途絶えた技術を復活させる事は、継承するよりも相当大変そうですからね。

泉山の土は青味が強いらしいですね。
染付には向いているでしょう。
意味があることかも知れません。

材料としてはなかなか難しいものがあるみたいですね。単なる材料としてではなく、象徴として求められているのではないかなぁと勝手に考えています。

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