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2009.08.26

購入する側の価値観も重要

宝石に何を求めるのか。それは購入する方にも求められる問題かもしれませんね。

先日のルビーのカットのお話の続きですが、実はダイヤも同じなんです。
歩留まりと、カット。
品質を極度に求めすぎていくと、原石からどんどん研磨しないといけないので、見た目の大きさの割に高額になってしまいます。
逆に、カラット数にこだわりすぎると、分厚くカットされ対するなど、輝きが損なわれていきます。
私的には、無理やり VVS1-EX にする必要はあるのかなぁ という気がします(とにかく高くなりますので)
でも、無理やり1ctUPにするためにガードルを分厚くしているようなダイヤを見ると、造り手の考え(美しさよりも、とにかく1ct以上!)が見えてしまい、違和感を感じます。

原石のままの鉱物ではなく、宝石は、採掘されたあと、カットや研磨という人の手が加えられます。
そこに、提供する側の考えが反映されます。

宝石で重要なのは、文字や数字や重さや、鑑定書、ではなく「美しさ」なんだと思います。
ただ、大富豪ではない我々にとっては、買えるお値段というものがあるので、そこでの妥協点というか、
納得のしどころというか、そういう部分を求めることになるのだと思います。

答えは一つではなく、幾つもあります。
大事な事は、自分の中の優先順位や価値観をはっきりさせる事かもしれませんね。
ネットや、本を読むだけでなく、様々なお店に行って実際に宝石を眺めて見る事をお勧めします。
(行った先で、セールストークに乗せられて勢いで買ってしまうのはNGですよ。)
沢山眺めていくうちに、自然と自分の好みがわかってくると思いますよ。

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コメント

セールストークについては以前嫌な思いたこともあります。
財布を義理で買ったんですが、財布が底が浅くいくらお金が入っているかが、外からわかるんです。
私は嫌とは言えず買いました。
渕上さんがすごいと思うのは、仕入の審美眼、経営の哲学をきっちりおもちだということです。
最後には渕上さんのような誠実なお店が残ると思います。

自由人さん。
持ち上げすぎですよ。質屋は様々な品物を扱いますので、全てにおいて深くということはできないですね。
家電品などで動作チェックが至っていなかったりする事もたまにあります。そういうことは、ブログに出てきませんが、これは、販売側として合格点ではないですね。
ジュエリーに関しましては、情報開示が付加価値の一つと思っておりますので、そういう部分が目立つのかもしれません。よいジュエリーだけを集めてビジネスが成り立つかどうかというところもなかなかハードル高かったりしますしね。
まだまだ半人前です。

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