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2009.10.12

感動的な記事を発見。

仕事の合間の息抜き?に庄村久喜さんのブログを最初から読んでいると、
感動的な記事を発見。

「磁土~その2 」のはなし

そうなんですよね。
「何故」「何故」「何故」
その、自己への問いかけが未来を切り開く大きな、
準備?助走?ぜんまいを巻いている状態?ジャンプの前のしゃがんでいる状態?
うーん。うまい表現が見つかりませんが、

その、「何故」「何故」「何故」
という姿勢がすごく貴重なんですよね。

既成概念や、常識、流行、から距離を置き、「何故」自分はコレに惹かれるのか、コレをチョイスするのか、etc
そういう内面への問いかけ。
「何故」「何故」「何故」を深めていって出した答えが彼の作品であるわけですから、
作品に一貫性があり、魅力的ですよね。


日本国、日本人の多くが目標を見出せず閉塞感漂った中、出口を見つけられず悶々としているように見えますが、
日常の、刺激的な娯楽や、日々のルーチンワークに流されずに、
「何故」「何故」「何故」
を繰り返す。
辛いかもしれないがそれしかない。

その先に何かが見えてくるのだと思います。
光が見えれば後は楽ですよね。そこへ向かって突き進めばいいわけですから。

右肩上がりの経済成長で、言われた事をやればいいという時代はとっくの昔に過ぎているので、
これからの日本人は、「何故」「何故」「何故」を繰り返していくことが必要なんだろうなぁって思います。
日本において、よく働くという意味が「たくさん汗を流す」
という意味ではなくなっているので、わかりにくいかもしれないけれど、
「たくさん汗を流す」というよりも「よく考える」というほうが「よく働く」という意味においては近いものがあるのかもしれないなぁ~。

いや、でもコレは自分への言い訳か?
よくわからなくなってきた。。。

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つぶやき 陶磁器編」カテゴリの記事

コメント

確かに有田天草の土は素晴らしいです。
なかなかこのような土はありません。
私の窯元は伝統は伝統で受け継ぎ、認めながら次の新しい土を模索し続けています。
(もちろん合成土ではなく)
先日は京都から栗の皮を取り寄せ、釉薬をつくりそれを唐津の土をつかい焼いてみました。すごくいい茶碗ができました。
すぐ年配の方に売れました。
伝統工芸でない日展だからこそできる試みですがね。
これからも有田の伝統を守りつつ新しいことに挑戦していきたいです。ただ先人のいいものを作ろうとする職人魂はうけつぎながら・・・。

そのときに注意しているのが、けっして表面的なデザインをしないことです。
だからいろんな産地の文献を調べ、さらに実際足をつかいその土、釉薬の産地の料理屋さんなどに行き、どういう郷土料理文化があるのかをとにかく調べまくります。
文化を融合させることはそれだけ難しく奥深いと思うんです。

自由人さん コメントありがとうございます。
この際なので思い切って質問してみます。
窯としてと、個人として 向いている方向はいっしょですか?それとも違いますか?

うーん、この問題は深そうです。
窯の職人としてその技術伝承を守る立場にいる自分。これはとても保守的な自分です。
ただ、その伝統を守れば守るほど、これでいいのか?という先進的なデザイナーな自分が同時にでてきます。
自分とそれを冷静に見つめている自分の同時に2人の自分がいる感覚です。
あたり前の話ですが、自分の理念にずれた窯の商品は皆決してつくりません。

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