ダイヤモンドの査定も奥が深い
2010年度から新たに始めたダイヤの買い付けがやっと始動した感じです。
製品ではなく、「DIAMOND」「ダイヤモンド」として、値段を入れる。
ダイヤモンドは、比較的というか、他の宝石に比べて圧倒的に評価基準が確立されています。
なので、相場はシビアです。
鑑定書、ソーティングメモ付のものはまだいいのですが、
鑑定書なしのものも含めて、電卓叩きまくり。
SI1でも、VS2寄りか、SI2寄りで価格にどのくらい影響するのか、インクルージョンの入っている場所、質等、エメラルドカットのものはラウンドに対してどのくらい価格が落ちるのか?なんて皮膚感覚として見についていないから、迷ってばかり。
製品を眺めながら、自分の心に響くか響かないか感じながら査定する製品とは大違い。
慣れないものでとても頭が疲れます。
もう一つは、心に響く製品は製品のうち100個に2,3個(かな?)に対して、ダイヤモンドは、質が良くても悪くても値段を付けますので、見る個数が大量になり、短時間で沢山見ないといけなくなります。
まぁ、今までダイヤを何も見ていなかったかというとそうではなく、短時間で値段を決めないといけないと言う事と、ぎりぎりのところで買おうと思うともう一歩、もう二歩踏み込んで想像力を働かせないといけなくなるということに気付きました。
高く買う事は誰でもできますが、ダイヤモンドの競りの中で2番目の人より僅差で高値をつけるというのが難しいんです。
私は、所詮、質屋なので、ダイヤモンドのプロ中のプロの方々と同じリングに立たせてもらえるだけでもありがたいことだと思っています。
今年に入ってマジメにダイヤを何百個見ただろう。
それでも、まだまだ、自分の身についている感覚は無い。
こればかりは、何千、何万個も見ながら、
ただ見るだけではなく、マジメに見ながらリスクを背負って買えるか買えないかという値付けを繰り返して、実際に買ったり売ったりしながら身につけていくしかないのだろうと思う。
身につけば、私の相場観ももう一歩深みが出るのだろうと思っています。
一生勉強ですね。
おっとっと お待ちかね(え?そうでもないですか?)。
メチャメチャ綺麗なマーキスカットのアレキのペンダントネックが入荷予定です。
あまりにキレイすぎて、合成の心配も払拭できていないので、鑑別期間に出した後にご紹介予定です。
あとは・・・
透かし、ミル打ちの細工がとてもいい、YGとエメラルド、ダイヤのピアス
結構綺麗なエメラルドとダイヤのペンダント
ファイヤーオパールのリング
が入荷予定です。
どれもいい感じです。
お楽しみに(紹介できるかなぁ・・・)
読み返してみるととても読みにくいですね。内容が行ったり来たり、構成がダメですが、手直しする時間もないのでごめんなさい!
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コメント
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ダイヤに夢中なようですね
(・∀・)
投稿: しろ | 2010.03.02 21:11
ダイヤも4Cにこだわらず、美しいものを選んで皆様にご紹介したいですね。
投稿: 肥前屋質店 渕上清志 | 2010.03.03 09:52