査定実例 千本ノック 450 五代 佐藤走波作 花鳥文 花瓶
マイセンを頂点とする西洋的な時期の価値観では、純白、薄さ、精緻な絵付けというものがあると思うのですが、
五代、六代、佐藤走波さんの作品を見ると、それらとは違った価値観、魅力が確かにあるのだという事を特に感じます。
グレイッシュな素地の色、どこかほのぼのとした絵付け等、古伊万里でもなく、現代でもなく独自の世界観があらわれています。同じ価値観の中で頂点を目指すというのではなく、独自の世界観を気付き挙げることも大事なんだなぁと思いました。
思い出されるのが、まだ、陶磁器にそこまで深く足を突っ込む前の話ですが、
とある器屋さんの閉店セールにて、走波さんの作品が結構量があったのですが、瞬く間に売れて完売してました。
ファンの方が多い作家さんなんだなぁ~と思ったその時の印象が今でも結構強いです。
他では代替の効かないオンリーワンの世界。ひとりよがりではなく、多くの人に支持されている素晴らしい作家さんだと思います。
価値観はいろいろあってもいいのだということを、五代、六代佐藤走波さんの作品を見るたびに教えられる気がします。
お売りいただきありがとうございました。
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