モダニズムって何?
同業者さんとお話していて、ブログの読者増えちゃうと、気軽に書いていた事が、なんか書きにくくなるよね~
って話をしていたら、
それを気にせず書くのがいい と いう意見がありましたので、
わが道進ませてもらいます。(え?すでにすすんでる? いやいや、これからです・・・)
大学の一般教養のころの記憶を呼び覚ますと・・・
ヨーロッパ絵画において、中世の芸術は、宗教画や、王侯貴族の肖像画が中心
近代に入り、テーマは何でもええんやないの?
ってことで、マネがオランピアを書いてみた。
画像検索してみてくださいね。
一件優雅なヌードの絵画に見えますが、この人娼婦さんです。
で、そばにいるしっぽを上げたネコは発情を象徴している図だとか・・・
保守的な、伝統を重んずる、権威をありがたがる 芸術に威厳を求めたがる人たちは・・・
娼婦をテーマにした絵を見て・・・
「なんやそれ!」
ってなりますよね。
評論家 こんなものは芸術でもなんでもない!
マネ いや、これは芸術です。
という、図 この賛否両論の構図は、その後に続く近代絵画で起こり続けます。
マネが、近代絵画のさきがけだったかどうかは忘れましたが、
芸術って何?アートって何? って疑ってみる姿勢
それが、絵画におけるモダニズムの始まりだった気がします。
見えたまま書いてみてええんやないか?(モネ)
多視点で書いてもええんやないか?(ピカソ)
便器ってこうやってみてみると綺麗だね(デュシャン)
そうやって、疑ってみる、作品で世に問いかけてみる
問いかけてみる、疑ってみる
そんな姿勢が、近代アートの本質かなって思っています。
違っていたら、間違った考えを叩きなおしてください。(他力本願)
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コメント
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そうですね。
その疑問力こそが芸術のエネルギーになるんだと思います。
投稿: hiro | 2010.06.27 14:19
美術史を深く掘り下げたわけではないのでずれているかもしれませんが、
疑問、問いかけ に比重が行き過ぎて、「美」の部分に重きを置かなかったために、絵画におけるモダニズムは難解になっていってしまったのかなぁと思っています。
それに対しての、ポップアートの出現 って事かもしれませんね。
そのアートは誰のもの? ってところで、表現方法が変わっていくのかもしれないなぁと・・・。
投稿: 渕上清志 | 2010.06.27 15:12