見捨てられない
この写真を見て?と思ったあなたは冴えています。
そうです、昭和後期~平成頃に作られたものではなく、それよりちょっと前に作られたものなのです。
昭和40年代前後かなぁと思います。
ぱっと見て分かるところでは、メレダイヤとメレダイヤとの間に隙間があるあたり、
サファイアがちょい懐かしい感じの色だったり、爪の留め方も若干時代を感じさせるものがあります。
それより何より、メレダイヤモンドのカットがバラバラなんです。
現代のジュエリーはかなり小さなメレダイヤであっても、ラウンドブリリアントのカットで、質はともかく形は均質なものが多いのとは対極にあるような、メレダイヤそれぞれのカットがバラバラ(笑)。基本、シングルカットなのですが、小さな小さな粒でもそれぞれ個性があるのです。
それぞれが高品質って訳ではないのですが・・・
例えば、このダイヤモンドは、インドがダイヤモンドの研磨をはじめて、まだ今よりも、技術力が上がる前のころのものなのかもしれません。
でも、やっぱりなんだかかわいいんですよね。
アンティークでもないし、現代的なデザインってわけでもないから、中古じゃん、スクラップじゃん
って、どんどんスクラップするのはとってもしのびない・・・
585の刻印なので14金のホワイトゴールドです。
ダイヤモンドもハイクオリティーってわけではありませんが・・・
ええい!¥6,000 なり。
地金計算から言うとちょいと割高ですが、商売はさせて下さい(笑)
仕上げ必要であれば+1,000円
これをかわいいと思える方気軽にご連絡ください。
追記・・・
なんと!ご理解いただける方がいらっしゃいまして、
製品として次の人生を歩むことになりました!
うれしいっ
http://www.facebook.com/photo.php?fbid=186027051417713&set=a.185772608109824.38774.185236674830084&comments
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