価値観ちょいと変わった
先日、ミキモト本館で開催されていた、橋本コレクションのヒストリックリングの展示を見てきました。
これ見るために、日帰り東京って・・・
スケジュール上ちょっとご迷惑をおかけしてしまった方々あり、申し訳ございませんでした。
いろんな意味でいろんなコトを考えさせられた東京訪問でした。
ざっくりとした感想ですが、
古代エジプトから、現代にいたるまでの様々な指輪をみて思ったことが・・・
人類の生き方、暮らしぶり、 そして、指輪のもつ意味合いもずいぶん変わってきているんだなぁということでした。
つまり・・・
記憶を頼りに適当に書いているので、あとで手直しすることもあると思いますが・・・
古代の指輪は、老人になることも難しいくらい「死」という存在は身近にあって大きなものだったのでしょう。
再生や、宗教的な意味合いの強い指輪が多かったように思います。
それから、時を経て 現代は・・・
自己実現や、自分が何者であるかを示すようなリング、つまり装飾品としての比重が高いように感じました。
近世以降のリングは、コレ欲しいなぁとか、う~ん、これはかわいいなぁとか思うものが多かったのに対し、
古代のリングは、そういう共感よりは、よく残っていたなぁとか、こんな昔によくこんなことができたなぁというものが多かったように思います。
で、同時に考えたのが
これらは、見られるものとしての資料として生きることになるんですが(勉強会とかで触る機械のある方々もいらっしゃるようですが・・・ 裏山C・・・)
モノとして、どう生きるのか ってところを見つめ直したいなと・・・
モノとして「生きる」ということは、つまり「使われる」指輪は指輪として使われることが一番いいことではなかろうかと・・・
それができなければ、別の方法でどうすればそのモノがよりよく生きて行けるのか?
ってところを考えてみたいなぁと・・・
別の例で例えてみると、
使う品物として生きていないなら、生きていけるように生まれ変わらせてもいいのではないかなと・・・
これから、大きく変わるってことではないのですが、今までは、残すことに固執しすぎていたような気もするので、
ちょっと手を加えたりすることで、そのモノがより生命力を持てるのなら、それもありかもね
と、思った次第です。
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