津金日人夢 陶展 -青瓷- 2011/7/20-7/26 大丸天神店6階アートギャラリー
津金日人夢さんの作陶展が博多大丸、今は大丸天神店っていうんですね。
で、7月20日から行われます。
私と同世代くらいの作家さんです。
以前、お話させていただいたときに、
青瓷一つに絞って、他は全部捨てたという言葉がとても印象的でした。
青瓷は色のついた釉薬ではなく、釉薬の厚みによって色を出していますが、
津金さんの特徴の一つに、BODY?(陶胎?)を薄く作るというのがあります。
厚い釉薬で、ドスンと野暮ったくなりがちな青瓷が津金さんの作品では品格があるのは、
このBODY?の薄さがポイントだったりします。
ただし、薄く作り過ぎると、焼成の時などに割れやすくなるという面もありますので、
いろんな意味で、ぎりぎりというか、緊張感の漂う仕事なのだろうなと思います。
一つのことに打ち込むとどういう形になるのか?という一つの形だと思っています。
きっと見ごたえのある展示になると思いますので、陶磁器に興味のない方も是非足を運んでみてください。
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