中古の宝石、新品の宝石
中古の宝石に対する不安からこのブログにたどり着く方が多いようなので・・・
たまには宝石つぶやきを・・・
中古の宝石に念があって云々言われる方に、
新しい宝石がどれだけピュアなのか聞いてみたい。
無理やり本来の色ではないいろに処理された石や、
効率化の名のもとに画一的にカットされた石があったとします。それが新品だったとします。
どう思われますか?
考え出すとキリはない。
その新品の宝石は、過酷な労働環境、安い賃金で鉱夫さんが掘り出した石かもしれない。
そうではないかもしれないし、そうかもしれない。
新品だからピュア、中古だからピュアではない。
そういう画一的な答えしか持ち合わせていない人の話に耳を傾けたいとは思わない。
使っていると念がですか・・・
祖父、母、中古の宝石を使ってきましたが、特に宝石の影響を受けたような気はしません。
よほど鈍感なのか、強力なパワーをもつ宝石に運良く当たらなかったのか・・・
現代の新品ジュエリーは宝石、宝飾品というよりは、商材としての匂いがプンプンしているものも多い。
(そうではないものもたくさんありますが・・・)
それよりは、バブル期い以前の手造りジュエリーのほうが、いろんな意味で安心感があったりします。
・・・こういう感覚はたくさん見ないとわからないかもしれませんが、
材料や、作りが平均的に良いのです。地に足が付いています。
大事に作られ、大事に使われた。
そこに心を感じます。
それをネガティブに考えるよりは、肯定的に捉えたい。
何が言いたいのかわからなくなりました。
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コメント
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私は違いますが、焼き物の世界でも骨董は由来がわからなければダメというひとがいます。
人間は理論ではなくいかに感情、イメージで左右されるんだなあと思います。
と、なれば良いイメージをお客様にもってもらうしかけが必要だと思います。
投稿: hiro | 2011.07.22 13:44
hiro様 コメントありがとうございます。
そうですね~。おっしゃるとおりです。
試行錯誤の最中にあります。
投稿: 渕上清志 | 2011.07.22 16:11