買取実例 千本ノック 848 刻印のない翡翠のリング
刻印のない翡翠のリング
そこにどれだけの価値を認めてあげれるか
宝飾品を査定するものとしていろんなことが問われている気がします。
翡翠は最上質ってところまではないのですが、
このレベルは十二分にオーラが出ていますね。
重さと、ダイヤモンドと、色石の刻印をチェックという、足し算の査定ではなく、
製品として立派に価値があるものだと思いますので、製品としての査定をしてあげたいですね。
そういえば、こんなお店がありました・・・
アンティークジュエリーの持ち込みがあったのに、ジュエリーを壊して、石を外して金の材料の値段での査定・・・
持ち込む側も価値をわからず、査定する側も価値をわからず、残すべき貴重な品物が材料へ・・・。
悲劇以外の何物でもないですね。
ちなみにこちらはアンティークではなく、昭和時代のジュエリーです。
まぁ、でも大事に次のユーザー様へお渡しして、あと50年くらい長生きさせて、
是非ともアンティークの扉を開かせたいものですね。
その資格はあると思います。
こちらも仕入れになります。一般の方々からの持ち込みでもあれば嬉しいですが、うちみたいなとこには・・・ シクシク・・・
まぁでも、こういう品を入手できる機会があるということだけでも感謝ですね。
お売りいただきありがとうございました。
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