お母さんの言っていた意味がやっとわかった
とある女性が、プラチナのネックレスを売りに来られました。
お取引成立後、しみじみと、
「自分のお母さんが、貴金属類を買っておきなさいって言っていた意味が今やっとわかった。」
とおっしゃってました。
お話によると、先日着物を売ろうと思って、買取業者さんを呼んだら、100万円前後で買ったものでも、1万円代であったり、数千円という買取価格に、びっくりされたとのことでした。
お客様がびっくりされる気持ちもわかりますし、業者さんが買い叩いているわけではないっていう気持ちもわかります。
・・・それはさておき・・・
ちなみに、その女性は 昭和十年代前半 のお生まれです。
と言うことは、その方のお母さんは明治生まれかなと思われます。
戦前と戦後、激動の日本、戦後のインフレ を見てこられた方のお言葉です。
金、プラチナの指輪、ネックレスは、
子供に譲ろうとしたけれど、
「使わないからいらない」
と言われたので売りに来た。
そういうかたがものすごく多いです。
実に惜しい、もったいない・・・
と思いながら買取させてもらっています。
使う使わないだけの判断だけでは、金、プラチナ(特に金かな)の価値ははかれません。
持っているとお金が足りないピンチの時にとても役だってくれます。
現金が必要でない場合は、金プラチナ製品は売らずに持っておきましょう。
大事な人には、中古のネックレスが望まれていないなら、金貨でもいいかな?と思います。
大事なお孫さんなどに、そういう金を残してあげるのもいいかなぁ・・・と・・・
とにかく、金、プラチナは持っておく。どうしても現金が必要なときに換金する。
お若い方々には、そういう価値観がない方も見受けられますので、
こういう価値観もあるということを知っていただきたいな~と思います。
押し付けではなく、あくまでもひとつの考え方として・・・
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