火
人間が人間となり得た理由の一つに、「火」を扱えるようになったということはあるともう。
自然界では恐怖の対象である火を、コントロールして、
生活に役立てる・・・
その、コントロールって部分で、最近頭のなかが、モヤモヤとしている。
例えばヤキモノ。
薪窯、ガス窯、電気窯・・・
いろいろあるけれど、コントロールって部分では、薪が一番難しいだろうと思う。
で、その難しいコントロール、自然のゆらぎの中をくぐり抜けたものは、深みがあったり、優しさであったり、そういうものを感じる場合がある。
ガス窯や、電気窯のモノが良くないという話ではなく、それぞれいい部分はあると思う。
でも、その、火のコントロールという部分がなんだかモヤモヤする。
で、もう一つ。
大量消費社会や、原発事故等を通して思うのは、
化石燃料や、原子力発電は、何かバランスを欠いているというか、
うまく言葉に出来ないけれど、身の丈にあってないような、
そういうことを象徴しているようにも思える。
確かに、取り出したエネルギーはコントロールしているようには見えるけれども、
地球規模の視点で見ると、バランスがとれていないというか・・・
つまり、化石燃料の方は、掘り出した後どうなるの?って部分は放置しているような気もするし、
原子力発電の方は、出てきてしまった、放射能の処理は、実際人間の手に負えていない。
私の生活はそういうエネルギーに支えられてきたので、それを全否定はできませんが、火ではなく放射能のような人間にコントロール出来ないものを出すものは、やめないといけないと思う。
このブログで書きたいことは、そういうことではなく、うまく説明出来ませんが・・・
そういうこともあって、昔の薪窯で焼成した陶磁器はなんだか安心するような気持ちになるのかいな?
とか思ったり・・・
宝石もそうかな。地球本来が持っている温度によってついた色と、人間がうまくコントロールした色の違いみたいな・・・
・・・考え過ぎか・・・
うまく、文章に出来ませんが・・・
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コメント
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ガス窯でも一緒です。人間はコントロールできません。自然に人間はかてないのかもしれません。
投稿: hiro | 2013.02.02 17:08
hiro様 おひさしぶりです!
コメントありがとうございます。
またいろいろと教えて下さい!
投稿: 渕上清志 | 2013.02.03 11:34