そこにある「何か」
「これはね、日本人はもう、とにかく800年前からうま味、うま味って言ってるんですよ。 それで江戸時代のものなんかを見ますとね、うま味こそ味の基本だっていうことを書いてありますね。 そのくらいうま味っていうものにこだわってきた。」
世界的には、確たる基準がないものと思われていた、「うまみ」・・・
「うま味が注目されるようになったきっかけは、2002年。
うま味成分の一つ、グルタミン酸に反応する受容体が舌の表面などで発見されたことです。
これにより、うま味は甘みや、苦みなどと並ぶ第5の味覚として世界で脚光を浴びることになったのです。
それまで、うま味は風味のようなものと考えてきた海外のシェフたちは色めき立ちました。」
何かはわからないけれど、そこに確かにある何かを大事にし、求め続けてきた日本人。
日本人のその姿勢はナイスだね!
定義できるようになってから突き進んでいる欧米人のパワーもすごい。
鰹節にヒントを得た鹿節って、どんな風味だ?
民族性というか、確たる根拠があった上での発展性がすごい。
なんだろうねこれは。
まぁでも、そこにある何かに気づいて、それを大事にしてきた日本人と、日本食が誇らしいですね。
それとともに、文化も、経済も、食も大きく様変わりしている、世界の歴史の大転換期に私たちは生きているんだなぁと思いました。
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