浪江町 ストリートビュー
グーグルが、浪江町のストリートビューを公開したとのこと・・・
このストリートビューで見る町並みは、地震直後から時間が止まったままの異様な空間が広がっています。
復興しようにも、人がそこに住めないので復興のしようがない。
町ごと、帰る場所がなくなるというのは恐ろしいことです。
地震被害の復興と、放射能被害の対策は全く別物で、放射能の恐ろしさをあらためて思い知らされます。
こういう景色が今も現実に広がっている ということを忘れてはいけないと思いました。
追記
もう少し調べてみると、浪江町町長のメッセージを見つけた。
福島県浪江町のストリートビューの公開によせて
2013 年 3 月 28 日
Posted by: 馬場有/福島県浪江町 町長
↑より抜粋
『震災後も、世界は未来へと進んでいます。日本も、東日本大震災を教訓にしながら復興へ歩み始めています。しかし、浪江町は震災から時が止まったまま、原子力災害のため 2 年が経過しても応急的な処置しかできません。町の現状をご覧いただき、その重さを感じていただければ幸いです。
私達大人は、先人達から受け継いだふるさとを子ども達へ渡していかなければいけません。そして、福島の原発事故を知らない世代へも、その姿と、営々と築き上げてきた歴史と文化を伝えていくことが、我々の世代に課せられた責任だと思います。ストリートビューによる発信が、未来の世代にも、東日本大震災と原子力災害が引き起こしたありのままの姿を伝えてくれることを願っています。
最後に、私達は約束します。原子力災害からの復興には、長い年月と多くの人々の協力が必要です。しかし、私達はふるさとを取り戻すことを決して諦めません。 』
そうだ。
これで終わりではない。
自分に何ができるかわからないけれど、自分と関係のない話ではないんだと思う。
« ジュエリーの永遠性 | トップページ | 日本のデザイン 原研哉著 感想文 その2 »
「つぶやき 徒然編」カテゴリの記事
- 見えていたのに、読めていたのに(2021.12.09)
- リハビリぶろぐ(2021.04.18)
- バベる! 自力でビルを建てる男 岡敬輔(2018.08.18)
- 期限切れ消火器のリサイクル(2018.08.07)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント