from 東京 博多人形 美人三姉妹編
「残念ながら、お値段つけることができないと思います」
「東京からということは、送料のご負担をいただくことになりますし、あまりお勧めしません」
というお返事をさせてもらいましたが、
買取価格がつかなくてもいい&送料負担も構わない ということで、お送りいただきました。
髪の毛の線は、一本づつ筆書きですし、
着物の生地の質感、絞りの凸なんかも、再現されているわけで、
こういう、丁寧に作られた伝統工芸品を、どんどん捨てちゃっているのが現代の日本人
買ってくれるところがないのは致し方ないとしても、何とかならないものですかね?
絵付けのあと、焼成して、色の劣化や、水洗いできるようになれば、劣化にも強くなり、良い気もするのですが…
残していくというよりも、劣化して、また新しいものが作られていくというサイクルもいいのかな?
そんなことはともかく、こちらのものはまだまだ捨てるようなものではありませんね。
右の2体は、量産品ではなく作品の高級品だと思います。
とりあえず、一体のみ置かせてもらっています。
将来的には、金額就けて販売できるのを目指しています。
そういう状況になれば、買取もできますので・・・
大事に、次のユーザー様にお渡ししたいと思います。
お送りいただきありがとうございました。
・・・と、思っていたら、いろいろ調べていくうちに、無料コーナーではかわいそうすぎるという判断で、やっぱり買取にさせてもらおうかと、お客様に打診中となりました。
そんな感じで、悶々&試行錯誤とする日々が続きます。
>> -オウエン- 使わなくなった食器を生かします。
>> 博多人形買 引き取り致します。
追記、2体はお買取りさせていただき、1体はお嫁入りほぼ確定です。
>> 副島辰巳作 春日 買取→納品
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コメント
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こんにちは、いつも楽しみにしています。
渕上さんの姿勢が好きでちょくちょく拝見しています。
そう!
流行ものだけが売れて、流通に乗りにくいものは淘汰されるって嫌ですね。
価値のあるものにふさわしいを値をつけて、生活の中に残して行きたいとつくづく感じています。
こちらも心のある方が「処分されるよりは誰か次に方に、、、。」
と渕上さんに託された博多人形さん。。。
新品は高価だから中古で探す考えも良いですが、中古ならではの品が引き継ぐ『物語』が重要なのでしょう。。。
気に入ったものが大事にされていたものなら、財布からお金を出すというよりも心が反応してしまうのでしょうか?!
投稿: 博多の女(ひと) | 2013.10.13 11:43
博多の女(ひと)様
そうなんですよね。
中古なら何でもいいというわけではなく、
これは何とかしなきゃ っていう品物は確かにあるんですよね。
そう思った全部を何とかできるわけではないですが、自分のできる範囲でも光を当てることができたらいいなと思っています。
そして、そういう魅力がこのお人形にはありましたね。
コメントありがとうございました。
投稿: 渕上清志 | 2013.10.15 18:02