宝石マンガ 「七つ屋志のぶの宝石匣」 宝石、ジュエリー好きに オススメッ!!
同業者間で噂になっていた漫画が出ました。
七つ屋志のぶの宝石匣
どんなんだろう?? 質屋の世界の話かな?
と、思いつつページを開いてみますと…
初っ端に「レッドベリル」の原石登場!!
その瞬間、悟りました。 うん、これは宝石漫画だ。しかも、かなりマニアックかつ深みがあるな。 と・・・
どんな石達がその後出てくるかは、皆様が読んでからのお楽しみとして、
モノに対する価格 相場 という視点
とは別の、感性でモノを見る視点
そこが、この漫画に宝石の表面的なスペック的な品質、価格ではなく、深みを与えてくれていると思いました。
よくありがちな、宝石の知識だけを借りてきたような、どこかがちぐはぐな感じがないところが、物語の骨格をしっかりさせているというか、よく取材されているというか、多分、その辺の宝石販売員や、質屋さんより詳しいです。
質屋あるある、宝石あるある的なものが盛り込まれており、
質屋の私でも読んでいてぐいぐい引き込まれていきます。
1冊で結構な量の石が出てきましたが、このペースでずっと続くのか、読んでいて心配になるくらい盛りだくさんの内容です。
作者なりの宝石観を投影しようとしている事が感じられる素敵な漫画です。
宝石好きな方、特に、単にキラキラしているものが好きというのではなく、
宝石の神秘性だったり、産地であったり、そういう物がお好きな方には、とっても楽しんで読んでもらえると思います。
おいらも、宝石熱を刺激され・・・
久しぶりに、レッドベリルと、アウイナイトを出してみました(笑)。
これらをゆっくりと眺めたいところですが、ササッと写真撮って、ブログ書いて、
ハイ、次の仕事って状況を何とかしなければ~
ちなみに・・・
宝石って面白いかも?と、思われた方々は、こういう本を読んで、再度マンガを読み直してみると、違った深み、面白さを感じていただけるかもしれませんね。
と、思ったりします。
この漫画の登場に、めちゃ嬉しくなって、こそーっと、ウインドウで宣伝してみました(笑)
アラフォーのおっさんでもウキウキルンルンになるストーリーです♪
石だけではなく、工程の技法なんかにも触れていたので、いつか、昭和のジュエリー、千本透かしや、唐草も扱ってくれないかしら?と、期待しています。
結局自分とこの宣伝かよっ(笑)
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