東京メモ&工芸メモメモ
今書いとかないと、書く機会がなくなりそうなのでメモ的に…
ただの壁ですが、石、鉄、レンガ、土、木々、そして経年・・・
ただそれだけでいいなぁと・・・
ふくおか会館という、福岡県民がなんと割引になる嬉しい宿があったので、宿泊してみました。
昭和な感じでよかったです。
でも、無くなるとか??
良かったのはこの辺りの空気感。
ごちゃごちゃしたところがなく、車は通っているけれど何だか静か。
箱崎の町と随分違った感じで、なんだかそこにいるだけで頭の整理ができるようで心地よかったです。
予定は決めずに、ぼーっと、皇居を通って、東京駅に行こうと思いながらブラブラ
うーん、良い感じ。
噂の皇居ランナー
皆さんひたすら走っています。結構真面目に走っている方が多いです。
ぼーっとした顔をしながら逆流している自分がなんだかおかしくなってしまいました。
ipad のMAPで、確認してみると…
東京国立近代美術館工芸館 だって!
そりゃ、行かないと!でしょ
青磁のいま - 受け継がれた技と美 南宋から現代まで
津金日人夢さんの作品もある。
何か引き寄せられてここまでやって来た感じ。
内容というか、切り口が大変素晴らしく、
今回の展示と、館の入り口で販売している書籍をサラッと見て
大英博物館で、工芸の事を 「crafting beauty」と訳していたことを知り、
crafting beauty in modern japan
自分の中の工芸観がしっくりきました。
工芸というのは、クラフトと英訳されることがありますが、
craft 画像検索
このイメージとはちょっと違う。
工芸、伝統工芸 という言葉も、私たちにとって、ちょっと動的なイメージが出てこないので、
crafting beauty (in modern japan)
この言葉の方が、工芸の本質をとらえているのではないかと思いました。
伝統という言葉に縛られて時間が止まっているのではなく、一直線に未来を向いているのではなく、様々なトライ&エラーを繰り返しながらより良い作品を生み出すことを目指して、らせん状に未来に向かっていく感じ、
えーっと、話が堅くなりましたが・・・
骨董の名品はほぼ入手できないですが、(機会も、金銭的にも)
現代の作家さんのものは手に入れることができます。
陶磁器類を売買しているのでよくわかりますが、
人間国宝だったり、評価の定まっている著名な陶芸家、作家さんの作品は、人気がありますし、売れます。
でも、面白みがあるのは、間違いなく現代の若手、中堅の作家さん達だと思います。
ぐい呑みや、抹茶碗などの桐箱付きの作品になると結構なお値段しますが、
お湯呑や、飯碗、等の日用品で箱なしであればそこまで高額ではありません。
有名だからという名前に甘えず、作品勝負で作られたものですから、コストパフォーマンス以上のものの良さはあると思います。
今回の、展示を見て、嬉しくなって、福岡に戻ってきてからごそごそと、自分のコレクションを並べてみました。
津金日人夢さんの青瓷と、庄村久喜さんの白磁。 中村清吾さんの白磁のお皿も写っています。
最近、入手したのがこの庄村久喜さんの器
表面の凹凸は、轆轤の時にできた線が残っています。
丁寧にロクロで成形されたものを三角形にしています。
お値段は数千円。
自分の中では、これが、2万円、3万円でも何の違和感もない出来栄え。
量産品のブランド食器と比べるまでもないです。
ブランド食器が悪いとは思いませんが、どうせ買うなら、ピシッとしたものを作られる作家さんの器はいかが?と言いたい気持ちはあります。
これらが本物かどうかは、例えば30年後に若い世代の方々が見てどう思うかで、答えが出るというようなものかもしれません。
単にその時々の時代のものか、それともモノとして、長い生命力を持った逸品なのか、
評価が定まっていないからこそ面白いのだと思います。
まぁ、現時点で十分満足しているので、後の評価はあまり気にしませんが…・
いずれ、美術館、博物館で評価されるかもしれない作家さんだと思いながらも、その方の作品を日常使いできるって、なかなか楽しいですよ。
実際、着実にステップアップされているので、このままとっておきたい気持ちにかられるのですが、
モノは使ってこそ生きるので、割れるの覚悟でどんどん使います。
とても繊細なので、先がかけたりしますが、それでも気にせず使います。
そうしないと見えてこないものもあると思っているからです。
おっと、大脱線・・・。
工芸館を後にして、皇居へ…
東京って、ビルばっかりってよく聞きますが、
街に歴史があるので、木々の背が高いんですよね。
本当に、幹が太いしっかりした木が多いと思います。
歩いていて思ったのですが、、、
配置しているものや、なにもかもに、なぜそこにそれがあるかの理由がしっかりあること。
よくわからない理由で、存在するものがないというか、
整然といった感じで…
自分の頭の中がカオスなので、なんだかこう、真逆な感じが良かったです。
で、東京駅。
最近建て替えられたというニュースを聞いてはいましたが…
レンガも好きなんですが、目に飛び込んだのは・・・・
唐草!!
無くてもいいのに存在する、ぜいたくな存在(笑)
でも、それ(唐草)が存在しうるというのはそれを配する余裕があるからなわけで、
そこが良いなと…
その後は、cafe de jewelry TOKYO でしたが、それはまた別の機会に・・・
ただの壁ですが、石、鉄、レンガ、土、木々、そして経年・・・
ただそれだけでいいなぁと・・・
ふくおか会館という、福岡県民がなんと割引になる嬉しい宿があったので、宿泊してみました。
昭和な感じでよかったです。
でも、無くなるとか??
良かったのはこの辺りの空気感。
ごちゃごちゃしたところがなく、車は通っているけれど何だか静か。
箱崎の町と随分違った感じで、なんだかそこにいるだけで頭の整理ができるようで心地よかったです。
予定は決めずに、ぼーっと、皇居を通って、東京駅に行こうと思いながらブラブラ
うーん、良い感じ。
噂の皇居ランナー
皆さんひたすら走っています。結構真面目に走っている方が多いです。
ぼーっとした顔をしながら逆流している自分がなんだかおかしくなってしまいました。
ipad のMAPで、確認してみると…
東京国立近代美術館工芸館 だって!
そりゃ、行かないと!でしょ
青磁のいま - 受け継がれた技と美 南宋から現代まで
津金日人夢さんの作品もある。
何か引き寄せられてここまでやって来た感じ。
内容というか、切り口が大変素晴らしく、
今回の展示と、館の入り口で販売している書籍をサラッと見て
大英博物館で、工芸の事を 「crafting beauty」と訳していたことを知り、
crafting beauty in modern japan
自分の中の工芸観がしっくりきました。
工芸というのは、クラフトと英訳されることがありますが、
craft 画像検索
このイメージとはちょっと違う。
工芸、伝統工芸 という言葉も、私たちにとって、ちょっと動的なイメージが出てこないので、
crafting beauty (in modern japan)
この言葉の方が、工芸の本質をとらえているのではないかと思いました。
伝統という言葉に縛られて時間が止まっているのではなく、一直線に未来を向いているのではなく、様々なトライ&エラーを繰り返しながらより良い作品を生み出すことを目指して、らせん状に未来に向かっていく感じ、
えーっと、話が堅くなりましたが・・・
骨董の名品はほぼ入手できないですが、(機会も、金銭的にも)
現代の作家さんのものは手に入れることができます。
陶磁器類を売買しているのでよくわかりますが、
人間国宝だったり、評価の定まっている著名な陶芸家、作家さんの作品は、人気がありますし、売れます。
でも、面白みがあるのは、間違いなく現代の若手、中堅の作家さん達だと思います。
ぐい呑みや、抹茶碗などの桐箱付きの作品になると結構なお値段しますが、
お湯呑や、飯碗、等の日用品で箱なしであればそこまで高額ではありません。
有名だからという名前に甘えず、作品勝負で作られたものですから、コストパフォーマンス以上のものの良さはあると思います。
今回の、展示を見て、嬉しくなって、福岡に戻ってきてからごそごそと、自分のコレクションを並べてみました。
津金日人夢さんの青瓷と、庄村久喜さんの白磁。 中村清吾さんの白磁のお皿も写っています。
最近、入手したのがこの庄村久喜さんの器
表面の凹凸は、轆轤の時にできた線が残っています。
丁寧にロクロで成形されたものを三角形にしています。
お値段は数千円。
自分の中では、これが、2万円、3万円でも何の違和感もない出来栄え。
量産品のブランド食器と比べるまでもないです。
ブランド食器が悪いとは思いませんが、どうせ買うなら、ピシッとしたものを作られる作家さんの器はいかが?と言いたい気持ちはあります。
これらが本物かどうかは、例えば30年後に若い世代の方々が見てどう思うかで、答えが出るというようなものかもしれません。
単にその時々の時代のものか、それともモノとして、長い生命力を持った逸品なのか、
評価が定まっていないからこそ面白いのだと思います。
まぁ、現時点で十分満足しているので、後の評価はあまり気にしませんが…・
いずれ、美術館、博物館で評価されるかもしれない作家さんだと思いながらも、その方の作品を日常使いできるって、なかなか楽しいですよ。
実際、着実にステップアップされているので、このままとっておきたい気持ちにかられるのですが、
モノは使ってこそ生きるので、割れるの覚悟でどんどん使います。
とても繊細なので、先がかけたりしますが、それでも気にせず使います。
そうしないと見えてこないものもあると思っているからです。
おっと、大脱線・・・。
工芸館を後にして、皇居へ…
東京って、ビルばっかりってよく聞きますが、
街に歴史があるので、木々の背が高いんですよね。
本当に、幹が太いしっかりした木が多いと思います。
歩いていて思ったのですが、、、
配置しているものや、なにもかもに、なぜそこにそれがあるかの理由がしっかりあること。
よくわからない理由で、存在するものがないというか、
整然といった感じで…
自分の頭の中がカオスなので、なんだかこう、真逆な感じが良かったです。
で、東京駅。
最近建て替えられたというニュースを聞いてはいましたが…
レンガも好きなんですが、目に飛び込んだのは・・・・
唐草!!
無くてもいいのに存在する、ぜいたくな存在(笑)
でも、それ(唐草)が存在しうるというのはそれを配する余裕があるからなわけで、
そこが良いなと…
その後は、cafe de jewelry TOKYO でしたが、それはまた別の機会に・・・
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