謎解き。 君はどこからやって来たんだ?
縁あっておもろいリングがうちへやってきました。
何が面白いかと言いますと…
強い光を当てない通常状態で両側の色が確認できて、うるうる感がある。
紺色が弱く、より緑色寄り。
赤系へのシフトが、少し弱いかな?
この石の持つうるうる感と透明感と、色変わりの良さから考えると、良質のアレキサンドライトなのですが、
現在よく見る 紺←→赤紫 という、ブラジル産のアレキサンドライトとはちょっと異なる色なんです。
しかも大きい~…
ブラジルでアレキサンドライトが大量に発見されたのは、確か1980年代。
鑑別の日付は、「1977年」。
え?もしかして、幻のロシア産??
ロシア産を肉眼で見たことはありませんが・・・
ロシア産はもっと緑が強い気がしますし、
世の中そんなに甘くない。
自分の中では、スリランカ産かな?と・・・
ただ、産地特定できるかどうかは謎。
結局わからずじまいになりそうな気もしますが、「知りたい!」という気持ちを抑えることができません。
アレキサンドライトという宝石は2面性がありミステリアスですが、
この石は、どこからやって来たかも謎。
そういうところが、アレキサンドライトらしくていいなと・・・
宝石、ジュエリーの楽しみ方は、「キラキラしている」だけではないところがいいんですよねぇ~。
いや~。いい石に出会えたと思う。
枠がまた、面白いのですが、そのお話はまた今度・・・(笑)
>> 産地判明 宝石は楽しい
製品紹介ページ↓
http://classics-hakozaki.blogspot.jp/2016/02/3ctup10.html
「つぶやき 宝石/宝飾品編」カテゴリの記事
- お買取りや、メンテナンスなどなど(2018.06.30)
- 昭和のヴィンテージジュエリー新入荷(2018.04.17)
- 価格差5倍 宝飾品下取りに注意:日本経済新聞(2018.04.07)
- ダイヤモンドに関するQ&A実例(2018.04.02)
- 探して探して探しまくる(2017.02.07)
コメント