映画 スリービルボード 感想
お客様から、たまにお勧め映画を教えていただくのですが、なかなか見に行けてませんでしたが、今回行けました。
スリービルボード
シェイプオブウォーターとアカデミー賞を争った
とか、戦うお母さんの話
程度の情報のみで家族で呑気に映画館へ…
どんどん深みにはまっていく救いのない展開・・・
子供達と観に行くにはちょっとどうかと思われるシーンの数々…
ガーン、し、しまった、こ、これは一人で見に来るべきだったか…?
と、思いつつも。
観終わってみると、文学作品を読んだかのような充足感。
そうそう。コレが映画だよ。
と、思える映画でした。
行って良かった!!
テーマとしては、喜怒哀楽の中でも最も厄介な感情「怒り」がテーマで、
自分自身への怒り、周囲への怒りへの整理がつかない主人公が起こす行動に、
もともとあまりよろしいと言えない状況から、更にどんどん救いのない状況へ皆がはまっていく…
んで、ゴミともいえるような酷い状況の中で、本来ならば憎しみをぶつけ合うであろう人と人が、許し許されるシーンが何度か訪れる。
状況が悲惨なだけに、たったそれだけの事でも、なんだかかけがえのないものを見たような気持になるし、人間っていいなとか、あぁ美しいなとかまで思ってしまう。 当てはまる言葉かどうかはわかりませんが、思い浮かんだ言葉は「掃き溜めに鶴」でした。
この映画は、人の「怒り」の感情を鎮めるには、「許すこと」「許されること」これが大事なんだと問いかけているように思いました。
子供達には、30歳位になったら、昔、桜の咲く季節に、意味がわからない映画に連れていかれたなぁと思い出しながらもう一回見直してみてねと、伝えました。
自身の中の怒りを持て余してしまった時にこの映画を見ると変われるかもしれないよ。そういうメッセージとして…
あー、でも、予告編すら見てなかった(笑)
見てなかったからこそ家族で行けた映画かも(笑)
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