2014.08.31

村島昭文さん 作 ワイングラス



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陶磁器の買取といえば、金額面からいうと、柿右衛門や、今右衛門、人間国宝の方々の作品 云々という話になりがちですが、

写真のような、深川製磁のロクロ師さん、村島昭文さんの食器など来ると、

気分が上がりますね。

白いし、薄いし、絵付けのほっこり感も よかですなー。

うーん、カワユイ~♪

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2014.05.08

夢かなう





鍋島の伝統を今に伝える、大川内の御庭焼 市川光春さんの作品

ここの窯は、以前は銘が手描きではなかったのですが、

いつか銘が手描きのものを扱いたいなぁ~

と、思っていましたら、先日お取り扱いさせていただく機会を得ました。

この線の細さ、強さ 大変素晴らしいと思います。

伊万里市大川内には素敵な窯が沢山ありますし、

御庭焼さんの店内も夢のような空間ですので、是非足を運んでみてくださいね!

>> MAP 鍋島御庭焼

お売りいただきありがとうございました。

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2013.10.30

from 大阪



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大阪の方に、源右衛門さんの食器類を中心にお売りいただきました。

15年ほど前に購入されたそうです。

特に源右衛門さんの食器類は「使われる」ことに重きを置いた、モノづくりをされています。
絵付けが、ピシーッとなっていないところは、あえてそう描いていますし、古伊万里を思い起こさせる深みのある染付の色も源右衛門ならではのこだわりであったりします。

それはさておき・・・

食器類は、価格の上下かかわらず、使われるために生まれていますので、基本的には使ってあげるのがその食器にとっては一番いいことだと思っています。

いろいろな事情で、使わない場合は、

使う予定もなく保管していると、そのスペースも生かしていないことになりますので、

今後も使わないであろう、という判断をした場合は、使ってもらえるよう何らかのアクションを起こすことをお勧めいたします。

それが、人に譲るでもいいでしょうし、フリーマーケットや、バザーに出品するでもいいと思います。

使わずに眠らせる。

これは、モノも、場所も生かしていませんので、「モノも場所(住居スペース)も生かす」という考えを頭の隅に入れていただくといいかもしれません。

断捨離のような、「切り離す」ではなく、「生かす」という視点から見てみると違った発想になるかもしれませんね。

高かったものだから、手放したくない という場合は、どんどん使ってあげたらいいと思います。

もったいないからと、しまい込むのは一番もったいない気がします。

寝かせておいて、価値が上がっていくものはこの世にはほとんどございませんので…

陶磁器は、捨てられたり、割れたりしなければ、人の寿命より長く生きます。

自分の所有物、という視点が強いと見えないものが、陶磁器側の視点に立ってみると、誰に所有されているかというより、使われているか?というところが大事な事だったりするかもしれません。

ただ「存在している」「スペースを埋めている」のではなく、「使われるために生まれたものが、ちゃんと使われる」「モノがモノとして、道具が道具として生きる」という視点でモノを見ると、使ってもらえる人に譲る。そういう考え方の方もありかもしれません。

大事に、使っていただける方々へお渡ししていくのが、当店の役割の一つでもあります。

使うあてがないものがある場合は、お気軽にご相談ください。

お売りいただきありがとうございました。



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>> en∽ 使わなくなった食器を生かします。





2013.10.28

EVER GREEN なデザイン 今右衛門 しだれ桜絵 銘々皿 買取



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「うぅ・・・、何も言えねぇ・・・」

















で、終わってしまうわけにはいかないので書きますが…

関西の方に、宅配便買取でお売りいただきました。

十数年前に九州旅行をした際に購入されたけれども、なかなか使うことがないので・・・

(20年位前かも?というようなことをおっしゃっていたような気もしますが、おそらくそこまで前ではないと思います。)

ということでした。

ということはさておき、伝統的な鍋島様式のように見えて、たぶん今右衛門窯さんが生み出した文様だと思いますが、十数年前にもかかわらず、なんとデザインのみずみずしいことか…

この、デザインの力も裏付けがありまして・・・

一枚一枚手描きであるということは当然のこととして、線のゆがみのなさ、線の太さの一定さ、赤絵の色の美しさ、グラデーションの美しさであったり、表面的なデザインだけではなく、それを支える背景そのものがしっかりしているというか、安直ではないというか・・・

確かな技と、伝統と名声の上に胡坐をかくことなく、絶えず進み続ける姿勢があっての事かなと・・・

ポピュラーミュージックの名曲などにエバーグリーン等という表現を使ったりしますが、そんな言葉が浮かびました。

お売りいただきありがとうございました。

>> 今泉今右衛門作品 査定&買取



2013.10.12

十四代今泉今右衛門さん作のお皿



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十四代と言えば、墨はじきが有名ですが、

金彩ではなくプラチナを使ったり、結構斬新というか、前衛的な面も持ち合わせています。

鍋島というと、伝統というか完成された様式というかそういうものを連想しますが、今右衛門さんの作品はいい意味で、期待を裏切るような作品を出してきますので、追いかけていて面白いです。

で、この墨はじき。

墨を塗った部分に染付や、墨色がかからない白抜きの技法。

そして、驚くことに、白地に墨はじきをしています。

お皿の左側をじーっと見てみてください。

14代の作品は、大抵こういう形で白地に、墨はじきが入っています。

ぱっと見た目の華やかさではなく、あとからじわじわくる感じですね。

こういう技法を成立させるためには、おそらく4、5回は焼成していると思います。

素焼き、墨色、白地、赤絵、プラチナ 順番はわかりませんが、おそらくそれぞれの工程で焼成していると思います。

・・・で、今右衛門さんがすごいのは、何回焼成しているとか、この工程では薪窯を使っているとか、絵の具の調合が大変だとか、手間がすごーくかかる部分をアピールしていないというところ。

作品がすごい。黙ってて素ですごい。よく見るとすごい。

裏で超努力している。

そういうところも今右衛門さんのよさの一つだと思っています。

お売りいただきありがとうございました。

>> 今泉今右衛門作品 査定&買取、肥前屋質店





2013.09.24

御庭焼 市川光春 組紐文皿 買取



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御庭焼の組紐文のお皿

クールジャパンなんか目じゃない、日本の意匠

この文様が生まれたのは江戸時代ですが、現代においても全く色あせずデザインの力を保てています。

ちなみに、こちら手描きです。

いわゆる有田焼と違って、鍋島は、販売目的で作られたのではなく、献上用に作られたものですので、頭のてっぺんからつま先までピシーッと、品格が漂っています。

鍋島のDNAを色濃く受け継いだ窯元は、品格を大事にしますので、見えない部分などに手抜きや雑さを出さずに、淡々と素晴らしい作品を作り続けています。

櫛高台も、持ち上げてわざわざ見ないといけない部分も、とても丁寧に描かれています。

これ見よがしな自己アピールもせず、淡々と品格のある作品を作り続ける。

そのあたりの姿勢もいいですね。

お売りいただきありがとうございました。

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2013.09.08

柿右衛門窯 染錦 柿文 一輪生 買取



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久しぶりに、陶磁器つぶやこう。

ご本人策ではなく、柿右衛門窯の作品

乳白色の素地に赤が映える柿右衛門手ではなく、

こちらは、青みがかった磁肌に深みのある染付のライン。

「有田焼」を強く感じさせてくれる作品。



結局のところ、柿右衛門窯はずーっと、柿右衛門様式だけを作り続けてきたわけではなく、時代に合わせて求められるものを作ってきており、この品格のある有田焼を作るのも、柿右衛門窯の一面ということですね。

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ホントにもう、この青の線なんか見ちゃうと、胸キュンですね。

実に、浮ついていなくて、技術的に高いんだけれども、ちょっと控えめなたたずまいがイイですね!

お売りいただきありがとうございました。



>> 肥前屋質店 柿右衛門買取





2013.08.16

巡り巡って…



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晩香窯の酒器が当店にやってきました。

中古だし、コンディションが悪かったのですが、私にとって思い入れの強い作品になりそうです。

と言いますのも、私がブログ等々でPUSHしている、庄村久喜さんの窯なのですが、

こちらは、昭和初期に、本焼き用の窯を初めて導入した頃の作品なんだそうです。

初代か、2代か、3代かは不明・・・



もともと、有田焼は完全分業制で、作家という概念はありませんでした。

轆轤は轆轤のスペシャリスト、染付は染付、赤絵は赤絵 という感じで、職人さんがそれぞれいらっしゃったのです。

初代は、晩香窯を立ち上げ、赤絵の仕事をこなしていたのでしょうか?

そして、付加価値を高めるために、赤絵用の窯だけではなく、染付したものも焼ける本焼き用の窯を導入するという決断に至ったのでしょうか?

当時の方々が、どういう考えで決断をしていったのかはわかりませんが、現代から俯瞰してみると、

無名の職人から、作家への流れのただ中にあったという事がわかりますし、有田焼の歴史を垣間見ることもできます。

赤絵でスタートした、庄村家は、今の代の久喜さんになって、ろくろを基本とした、成型によって作陶しています。

白磁の作家さんですので、筆を握ることすらありません。

この酒器と、庄村久喜作品に共通するものを探してみると・・・

それは品格だと思いました。

そうやって考えてみると、古伊万里、晩香窯と、庄村久喜との関係にとどまらず、

有田焼全般にも言えることで、有田焼の底辺に流れるものは、技術というよりは、「品格」それを支えるプライドなのかもしれない。

品格のバックボーンになっているものは、江戸時代から無名の職人として存在してきた、それぞれのスペシャリストの町であったことが、質の低いもの、中途半端なものを認めない。

そんな土壌があってこその有田かな?

と、そんなことを思いました。

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深川製磁 伝統工芸士 村島昭文作 ぐい呑



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深川製磁に所属していた伝統工芸士、村島昭文さんの銘の入ったぐい呑です。

下の写真の深川の銘の左側ですが、見えますかね??

量産品ばかりではなく、長い歴史もあり、今回の作品のような作家性のあるものまでありますので、深川製磁は奥深いです。

富士流水マークと、深川製の染付ももちろん手描きです。

深川製磁所属の伝統工芸士さんはほかにもいらっしゃいます。

>> 深川製磁HP 伝統工芸士

こういう品が、当店にやってきた

という事が嬉しいですね。

お売りいただきありがとうございました。

>> 深川製磁 査定&買取





2012.09.16

初代 奥川忠右衛門 白磁 ぐい呑

以前から、お取り扱いしたいなぁと思っていた作家さんの品を取り扱う機会に恵まれました。

うーん。嬉しい・・・

できれば、今度はこの方のもっと大きな作品を扱ってみたいですねぇ

より以前の記事一覧

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