2014.01.29

求めているのは、工業製品ではない。

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先日、業者さんから売ってもらった古いガラスのグラス

写真では伝わりにくいですが、現代の量産されたガラスとは違った魅力を放っています。

何が違うかというと、吹きガラスなので、ガラスが均質に透明ではなく、ゆらゆら揺れているということだったり、一見わかりにくいですが、そういう部分が、その物の良さに奥行きを与えています。

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工業製品、量産品で考えると、ちょっとした気泡でも、規格外として市場に出ることなく廃棄されるかもしれませんが、

気泡は無いに越したことはありませんが、あったところで、それが欠点というよりは、まぁいいじゃん的な…

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優先順位が、キズがないもの、均質なものではなく、魅力があるかどうかが先にあるべきだと思う。

そういうモノの良さは、ハンドメイドの方があるのだろうと思う。



工業製品の美しさを否定しているのではなく、量産品に囲まれて生活しているからこそ、こういう品々を見て、あぁいいなと、思う気持ちを忘れないようにしたいと思う。

宝石に置き換えてみると、インクルージョンの無い宝石がいいのであるが、その宝石に魅力があるかどうかが重要だったりする。

例えば、ルビーでも、並べてみると色が結構違う。(他の宝石にも当てはまることですが)

なので、「こんな感じいいよね」「この色が好き」から始まらないと・・・ っていう話になってくる。

工業製品なら、同じ型番の品で選ぶならキズがないほうがいいよね って話になるけれど、

宝石は違う。。。

あら?ガラスの話のはずが、いつの間に、宝石の話に??

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2014.01.26

価・値・観



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>> トリプレットオパール

一般的に、処理された宝石はあまり好まれないというか、程度によりますが基本NGだったりする。

宝石、「宝」と名乗るからには、まぁそうだろうと思う。

それはそれでいいのですが、

今、ショッピングモールや、百貨店などに行くと、洋服がたくさん売られている。

その、カラフルな色は、草木染の天然原料ではなく、大抵合成の染料だと思う。

あまり、衣類のことはわかりませんが… たぶんそうだろうと思う。

そういう目で見てしまうと、色とりどりの服が何故だか虚ろに見えて仕方なくなってくる。

たとえて言うならば、

「着物」を画像検索した場合と、

「着物 草木染」で画像検索した場合の違いというか…

色とりどりの服が、合成の宝石と重なって見えてしまう。



絵画だって、絵の具の材料が、合成の絵の具か、天然の顔料か等あまり気にしない。

でも、それでいいのかな? と思うようにもなってきた。

天然だからよくて、合成だから悪いという意味ではなく、天然のものの、表面的ではない奥行きのある美しさにもっと気づかないといけないんじゃないか的な…

だからと言って、自分に合成染料の衣類などを避けながら生きていく財力はないので、どうするというわけでもないのですが・・・

そんなことを考えていると、合成の染料で染められた洋服を着ている自分に、合成の宝石を全否定する資格はあるのか?

的な事を考えてしまう。 そんなことを考えてしまうのは、第二の思春期なんだろうか?



今できることといえば、ナチュラルの宝石をリスペクトするように、合板ではない家具や、草木染の着物をリスペクトするくらいならできそうだ。

そう考えてたら、むら雲の羊羹が食べたくなってきた…

なんのこっちゃ!!!



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2013.11.28

持つべき人に納めることができました



いろいろと、紆余曲折はありましたが、

持つべき方に、品物をお届けできました。

この方が求めているまさに「コレ」というものを納めることができたときの喜びは何にもかえがたいですね。



宝石などで何を買おうかと迷っている方は、たくさん迷っていいと思う。

というか、ついつい買ってしまう 等はあまりしない方がいいと思う。

私が欲しいものはまさに「コレ」というものは出てきますので…

迷いながら買ってみて、結果ラッキーなこともあろうかと思いますが、

基本的には、迷う位なら買わない。

そのくらいで、いいのではないでしょうか?

経験ある方と無い方といらっしゃるかもしれませんが、

「いくらでもいいからこれが欲しい」

という、ものは存在します。

そういうものが出てくるまでひたすら待ってみるのも楽しいかもしれませんよ?

話が脱線してしまいましたが・・・

とにかく、お届けできてよかったです。

この度は、ありがとうございました。





2013.11.09

ジュエリーが生きるということは、例えばこういうことかも・・・





考えてみると当たり前の事なんですが、多くの皆さんが気づいていないことが・・・

「ジュエリーの寿命は、人の寿命よりも長い」

ということ・・・・・





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スタイリストを生業とする方が、

以前、私の、昭和ジュエリーに関する記事を読んで、共感いただいたそうで、

先日、昭和のジュエリーを身につけられていたのを、お見せいただいた。

ジュエリーは、ご自身のルーツを示せる数少ない装身具ですし、

人前に立って公演したり、顧客である年上の社長さん等にレクチャーするプレッシャー等もあろうかと思いますが、

その指輪は、きっとこの方に寄り添って力になってくれるものだと思います。



一つは、お母さまからいただいたものだそうで、そのお母さまも、お母さまのおばさまから譲ってもらったものだそうです。

もう一つは、ご近所の方から譲っていただいたそうで、その指輪は、その方のご主人か、おじい様だったかにプレゼントしてもらったものだそうです。

ルーツ、自分が何者であるか?

彼女は、身近な方が使用していたジュエリーを身に着けることでそれを表現していたわけで、

納まるべき人の元で、ジュエリーが多くの人の目を楽しませてくれるということも、ジュエリーにとってはいいことではないかと・・・



別に、私が指輪を納品したとかそういうことでは全然ないのですが、納品できた時と同じように、とても嬉しかったです。

昭和のジュエリーを大事にしましょうとか、こういう考えの賛同者は超少ないですが、全然いないわけではないということを知ることは、明日への活力になりますね。

さぁ、がんばるぞー!!

ってことで、皆様からの昭和ジュエリーの写真を募集しまーす。

気軽にメールくださいな。



>> 宝石、ジュエリーを大事に査定&買取致します。

>> CLASSICS FUKUOKA 昭和ジュエリー

>> CLASSICS FUKUOKA -Jewelry-





2013.11.07

コレクション



http://www.hizenya.me/2013/11/post-29cd.html

前回の、ブログで思いましたが、

宝石、宝飾品の魅力は、人を虜にするようなところがあります。

美しい宝飾品、宝石というのは何度眺めても飽きません。

上手にコレクションされている方は、本当に気に入るものを上手に集めていらっしゃいます。

本当にいいコレクションにしたいのであれば、ご自身の目に自信がないうちは買わない方がいいと思います。

「もう採れない」「値段が上がっている」「数が減っている」等、誘惑の言葉もありますが、

まず、ご自身で、「コレ!」と、決めることができる目、感性を養うのが近道です。

大事なのは、価格の高低ではなく、「貴方にふさわしいものかどうか?」だと思います。

いいコレクションにしたいのであれば、美しさを見極める感性を高めてから、貴方の感性を高めてから、コレクション始めるといいと思います。

あわてなくても、宝石は納まるべきところに納まりますので、逆説的にいいますと、感性を高めていけば、宝石の方から寄ってきます。(パワーストーンには否定的な私ですが、この感覚は持っています。)

いい宝石が見つからないのであれば、宝石が自らやってくるその日を待って、感性を高めていきましょう!

※どなたかを想定して書いているわけではありませんので、心配ご無用っす。

>> CLASSICS FUKUOKA -Jewelry-





2013.10.30

from 大阪



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大阪の方に、源右衛門さんの食器類を中心にお売りいただきました。

15年ほど前に購入されたそうです。

特に源右衛門さんの食器類は「使われる」ことに重きを置いた、モノづくりをされています。
絵付けが、ピシーッとなっていないところは、あえてそう描いていますし、古伊万里を思い起こさせる深みのある染付の色も源右衛門ならではのこだわりであったりします。

それはさておき・・・

食器類は、価格の上下かかわらず、使われるために生まれていますので、基本的には使ってあげるのがその食器にとっては一番いいことだと思っています。

いろいろな事情で、使わない場合は、

使う予定もなく保管していると、そのスペースも生かしていないことになりますので、

今後も使わないであろう、という判断をした場合は、使ってもらえるよう何らかのアクションを起こすことをお勧めいたします。

それが、人に譲るでもいいでしょうし、フリーマーケットや、バザーに出品するでもいいと思います。

使わずに眠らせる。

これは、モノも、場所も生かしていませんので、「モノも場所(住居スペース)も生かす」という考えを頭の隅に入れていただくといいかもしれません。

断捨離のような、「切り離す」ではなく、「生かす」という視点から見てみると違った発想になるかもしれませんね。

高かったものだから、手放したくない という場合は、どんどん使ってあげたらいいと思います。

もったいないからと、しまい込むのは一番もったいない気がします。

寝かせておいて、価値が上がっていくものはこの世にはほとんどございませんので…

陶磁器は、捨てられたり、割れたりしなければ、人の寿命より長く生きます。

自分の所有物、という視点が強いと見えないものが、陶磁器側の視点に立ってみると、誰に所有されているかというより、使われているか?というところが大事な事だったりするかもしれません。

ただ「存在している」「スペースを埋めている」のではなく、「使われるために生まれたものが、ちゃんと使われる」「モノがモノとして、道具が道具として生きる」という視点でモノを見ると、使ってもらえる人に譲る。そういう考え方の方もありかもしれません。

大事に、使っていただける方々へお渡ししていくのが、当店の役割の一つでもあります。

使うあてがないものがある場合は、お気軽にご相談ください。

お売りいただきありがとうございました。



>> 陶磁器査定&買取、肥前屋質店

>> en∽ 使わなくなった食器を生かします。





2013.10.19

en∽ 肥前屋秋の食器祭り 2013 まだまだ続くよ編



このシステムの名前を、オウエンから、en∽ に変えました。

オウエンというと、どうも上から目線の感じがあるので、目線は皆同じにして、もっと、循環とか、ご縁とか、まぁ、そんな感じがいいかな?と・・・

∽ この記号は、無現大 ではなく、相似記号らしいですが、お掃除とひっかけて…

品物を提供する側、受け取る側、場を設ける側 みな、ハッピーなので、似ている というのは、強引すぎか…

まぁ、そんなことはともかく、

やっぱり、捨てるのはもったいないし、何か間違っている。

喜んでお持ち帰りいただく方がいらっしゃるんですから、続けますよ~~

ってことで、無料のお祭り開催中~~!!

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減ってきたので…

補充しました!!

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店内においてましたが、リピーターさんもおなか一杯になったようで、店頭にもちょいとおいてみました。

お持ち帰りの際は、一言声かけてくださいね。



>> en∽ 使わなくなった食器を生かします。





2013.10.09

from 東京 博多人形 美人三姉妹編



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事前のお電話で、

「残念ながら、お値段つけることができないと思います」

「東京からということは、送料のご負担をいただくことになりますし、あまりお勧めしません」

というお返事をさせてもらいましたが、

買取価格がつかなくてもいい&送料負担も構わない ということで、お送りいただきました。

髪の毛の線は、一本づつ筆書きですし、

着物の生地の質感、絞りの凸なんかも、再現されているわけで、

こういう、丁寧に作られた伝統工芸品を、どんどん捨てちゃっているのが現代の日本人

買ってくれるところがないのは致し方ないとしても、何とかならないものですかね?

絵付けのあと、焼成して、色の劣化や、水洗いできるようになれば、劣化にも強くなり、良い気もするのですが…

残していくというよりも、劣化して、また新しいものが作られていくというサイクルもいいのかな?

そんなことはともかく、こちらのものはまだまだ捨てるようなものではありませんね。

右の2体は、量産品ではなく作品の高級品だと思います。

当店の無料コーナーに設置してます。

とりあえず、一体のみ置かせてもらっています。

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将来的には、金額就けて販売できるのを目指しています。

そういう状況になれば、買取もできますので・・・

大事に、次のユーザー様にお渡ししたいと思います。

お送りいただきありがとうございました。

・・・と、思っていたら、いろいろ調べていくうちに、無料コーナーではかわいそうすぎるという判断で、やっぱり買取にさせてもらおうかと、お客様に打診中となりました。

そんな感じで、悶々&試行錯誤とする日々が続きます。

>> -オウエン- 使わなくなった食器を生かします。

>> 博多人形買 引き取り致します。



追記、2体はお買取りさせていただき、1体はお嫁入りほぼ確定です。

>> 副島辰巳作 春日 買取→納品



2013.09.30

金製品は、売らずに持っておきましょうと繰り返し言っている、根拠の一つ



催事の疲れで、頭が回りませんが…

金製品は、売らずに持っておきましょうと繰り返し言っている、根拠の一つはこんな感じです。

豊島逸夫による金市場の解説 > 2013年 > 長期金価格トレンドについて



「要点は、年々金の採掘コストが上がっているという点」

価格が上がれば、リサイクルで金が還流してきますが、その量も限度がありますからね。

繰り返しになりますが、持っている、金製品は売らずに持っておきましょうね。

それを踏まえてお売りになりたいという場合は、それはそれでいいと思います。

それこそ、金が生きるときだと思います。

>> 金、プラチナ 地金製品 質入れ&買取

>> 地金製品 ネックレス、ブレスレット、指輪 販売





2013.09.17

名付けて、 格子・唐草紋二段透かし指輪(リング) 的な感じ?



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長々と続きますが…

だいぶ、疲労も取れてきたので頭も回ってきますので、続けます。

「べき」かどうか

こちらのブログに書かせてもらったリングなのですが・・・

私がよく取り扱う唐草と、ちょっと構造が違います。

唐草の上に、格子状の透かしがあります。

つまり、透かしが2段になっています。

陶磁器的に名づけると…

格子唐草紋二段透かし指輪 ってとこでしょうか?

ここまで、手がかかっているのに、何故サファイアのコンディションがこんなに悪いのか??

・・・それは、多分千本透かしのリングに合成石が多く使われているのと、同じ理由かもしれない。

当時の円安や情勢では、美しい宝石が、入手困難?高価?だったので、素材のクオリティーを落とさざるを得ない。

そのかわり、手間はかけることができるので、凝った細工を施している・・・・

という感じでしょうか?

M-style(仮)にしては、材料があまりよろしくない、仕上げがちょっと荒削りなどというのは、

私がよく見てきたものよりも、少し時代がさかのぼっているからだろうと思う。

今は、そう思っています。

このリングの作者さんと思われる方に、勇気を振り絞って、このリングを作っていた時代背景や、いろんなことを聞けたらいいなぁ 

なんて、思っています。

>> 宝石、ジュエリーを大事に査定&買取致します。

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