価・値・観
>> トリプレットオパール
一般的に、処理された宝石はあまり好まれないというか、程度によりますが基本NGだったりする。
宝石、「宝」と名乗るからには、まぁそうだろうと思う。
それはそれでいいのですが、
今、ショッピングモールや、百貨店などに行くと、洋服がたくさん売られている。
その、カラフルな色は、草木染の天然原料ではなく、大抵合成の染料だと思う。
あまり、衣類のことはわかりませんが… たぶんそうだろうと思う。
そういう目で見てしまうと、色とりどりの服が何故だか虚ろに見えて仕方なくなってくる。
たとえて言うならば、
「着物」を画像検索した場合と、
「着物 草木染」で画像検索した場合の違いというか…
色とりどりの服が、合成の宝石と重なって見えてしまう。
絵画だって、絵の具の材料が、合成の絵の具か、天然の顔料か等あまり気にしない。
でも、それでいいのかな? と思うようにもなってきた。
天然だからよくて、合成だから悪いという意味ではなく、天然のものの、表面的ではない奥行きのある美しさにもっと気づかないといけないんじゃないか的な…
だからと言って、自分に合成染料の衣類などを避けながら生きていく財力はないので、どうするというわけでもないのですが・・・
そんなことを考えていると、合成の染料で染められた洋服を着ている自分に、合成の宝石を全否定する資格はあるのか?
的な事を考えてしまう。 そんなことを考えてしまうのは、第二の思春期なんだろうか?
今できることといえば、ナチュラルの宝石をリスペクトするように、合板ではない家具や、草木染の着物をリスペクトするくらいならできそうだ。
そう考えてたら、むら雲の羊羹が食べたくなってきた…
なんのこっちゃ!!!
>> CLASSICS HAKOZAKI -Jewelry-
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