川崎精一、庄村久喜、中尾 純、中村清吾、百田暁生
http://www.wako.co.jp/exhibitions/527
おおぅ、なんとも豪華なメンバーが・・・
陶芸は、ビッグネームで評価が定まっている方々よりも、
そこに至ろうと頑張っている方々の作品を追うのが面白いです。
この、5人の皆さんを追いかけてきたわけではありませんが、
私と同世代の方々で、若手というにはもう若くなく、
作品のスタイルもおおかた決まってきた中で、
年々構想を形にすることを絞り出し、さらに翌年新たに絞る。
別の言葉では、研ぎ澄ましていったものを、さらに研ぎ澄ましたり、別のアプローチで研ぎ澄ましたり・・・
みたいな、事を彼らの多くは繰り返しています。
決して、伝統という言葉のように、昔からあるものを無思考に維持しているのではなく、
むしろ、新しいものを生み出す方が主になっているようにも思えます。
我が道を行くで、独自の道を行く人も面白いのかもしれませんけどね・・・
ま、そこは人それぞれという事で・・・
九州陶磁博物館の館長が、
ここに集う有田の5名の精鋭たち
という、紹介で始まっているように、
すごい方々が揃っています。
将来、この方々の誰かが、人間国宝になるだろうね。と、思いながらこの展覧会を眺めてみるのも面白いかもですね。
この人が若い頃の展覧会に行った事あるんよ的などや顏ができるかも・・・
とか、そういう邪念はなしで、
素の心で楽しみたいと思います。
ちょうど、東京出張があるついでにぜひ寄りたいです。
最近のコメント