2013.10.03

感想:368:昭和ジュエリー(M-style(仮)) オパール ダイヤモンド P.m900 唐草 リング



お名前(ペンネーム):M.I様

感想:

どっしりとした迫力のあるオパールですね。

色々な色が楽しめて嬉しいです。

唐草は、初めて見るのですが、思った以上に繊細で驚きました。芸術ですね。

石も細工も、とても綺麗です。



商品詳細>> 368:昭和ジュエリー(M-style(仮)) オパール ダイヤモンド P.m900 唐草 リング #17



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店主コメント: いつもありがとうございます。初めて唐草を納品させてもらいましたが、気に入っていただいたようでよかったです。

唐草はよく見ると、作り手の感性や、技が見えてくるのも魅力の1つですね。

このレベルのものはなかなか出てこないのですが、一つでも多く、こういった美しい唐草ジュエリーを皆様にご紹介していけばと思っております。

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2013.09.17

名付けて、 格子・唐草紋二段透かし指輪(リング) 的な感じ?



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長々と続きますが…

だいぶ、疲労も取れてきたので頭も回ってきますので、続けます。

「べき」かどうか

こちらのブログに書かせてもらったリングなのですが・・・

私がよく取り扱う唐草と、ちょっと構造が違います。

唐草の上に、格子状の透かしがあります。

つまり、透かしが2段になっています。

陶磁器的に名づけると…

格子唐草紋二段透かし指輪 ってとこでしょうか?

ここまで、手がかかっているのに、何故サファイアのコンディションがこんなに悪いのか??

・・・それは、多分千本透かしのリングに合成石が多く使われているのと、同じ理由かもしれない。

当時の円安や情勢では、美しい宝石が、入手困難?高価?だったので、素材のクオリティーを落とさざるを得ない。

そのかわり、手間はかけることができるので、凝った細工を施している・・・・

という感じでしょうか?

M-style(仮)にしては、材料があまりよろしくない、仕上げがちょっと荒削りなどというのは、

私がよく見てきたものよりも、少し時代がさかのぼっているからだろうと思う。

今は、そう思っています。

このリングの作者さんと思われる方に、勇気を振り絞って、このリングを作っていた時代背景や、いろんなことを聞けたらいいなぁ 

なんて、思っています。

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2013.09.15

このリングじゃなきゃいけない理由



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石のコンディションが悪かろうと、このリングでなきゃいけない理由があったりもします。

気の利いたことを書きたいけれども、今日は頭が回らない…

紹介する前に保留になっちゃいましたが、アルバムなどには残したいと思います。



2013.09.11

「べき」かどうか





タグホイヤーや、ドレクセル

等で使われており、「HERITAGE」って、言葉がなんだか気になる言葉だな・・・と、調べてみると…

ヘリテージ【heritage】

受け継いだもの。また,代々継承していくべきもの。遺産。

kotobankより

heritage

【名詞】【不可算名詞】
[また a heritage]
1世襲[相続]財産.
2a先祖伝来のもの; 遺産.
用例
a rich cultural heritage 豊かな文化的遺産.
b(未来に残すべき)自然環境遺産.


weblioより

なかなか、良さげな意味でいいね。「べき」ってところが、能動的で素敵。

たまたま、遺りました。ではなく、残すべきだから。とう、理由、意思が先にあるところがいい。

私も、その精神をぶれないようにしていきたい。

ヘリテイジ デザイン、ヘリテージ スタイル、ヘリテージ ジュエリー、そんな感じで、

どこかで、使ってみようと思っていたら・・・

オリンピックのヘリテッジゾーン&東京ベイゾーンと、いうゾーンがあると知り、

ちょっと、乗っかった感じで使いにくいなぁ・・・

と、思ったことはさておきまして。



先日、入荷した品物。仕上げを依頼していまして、職人さんのところに、仕上げの出来上がりを取りに伺ったら…

これ、※※製デス。(製造元をここでは書けないので、私が勝手に呼んでいるM-style(仮))。の☆☆さんの作です。

と、作者さんまで特定されてびっくり。

「☆☆さんは、唐草が独特で、くるくるくるって巻いちゃぁですもんねぇ~」との事。

「で、これ二段になってますもんね。」

と、言われて、気づきましたが確かに二段です。

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仕上げが荒削りっぽいところが、気にはなっていましたが、アンティークジュエリーも似たようなところがあって、細かく見るよりも、全体で、トータルとして魅力を放つというか、そんな感じです。

ルーペで見る世界が大事という方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、大事な部分を抑えさえしていれば、肉眼で見てオッケーなら、オッケーですよね??

んでもって、作者さんもわかって大満足です。

私が満足すれば完結するってわけでもないですが、

中古のジュエリーはブランドでない限り作り手がわかることはほとんどないので、その中で、作者までわかってしまうと、運命的なものを感じるというか、他の誰でもなく、埋もれて、忘れられて、もしかしたらスクラップされてしまいそうなこれらの作品群に再び光を当てることができるのは、他の誰でもなく今のところ、私しかいない。

と、勝手に熱くなってしまうのです。



やっぱ、これらの唐草リングも、残す「べき」ものではあるなと・・・

ヘリテージを口に出してはいきませんが、心の中では、これは「ヘリテッジ」だね。これは違う。



と、





唱えていきません。(爆)





というのは、冗談で、いかないというか、いくというか・・・・

カタカナ語ではなく、売れる、売れない。人気がある、人気がない。ではなく、

「残すべき??」「残すに値するか??」

かどうかを、シンプルに、自問自答していこうと思います。

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